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【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。
2位に入った羽生選手も見事でした。彼は世界選手権には出場できませんが、2位という結果を残して、4回転も成功しました。今回の試合で羽生選手が今の日本フィギュアのレベルの高さを証明してくれて、とてもうれしかったです。
小塚選手は、試合には負けましたが、この敗戦はきっと世界選手権でのいい結果につながると思います。勝つことは大切ですが、シーズンすべての試合を勝ち続けることはなかなか難しいことです。逆に言えば、四大陸選手権で負けたことは、ある意味よかったのかもしれません。僕の知る限り、2006-07シーズンのジュベール選手ぐらいで、どんなに強い選手でもシーズン中にどこかで負けています。勝つことで気のゆるみが出ることもあります。彼はまじめな選手ですので気持ちを切り替えて、世界選手権までに復調していくことでしょう。
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