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ペア優勝のサフィナ&ベルラワ組「祖国ジョージアにとっても素晴らしい成果」。アイスダンスでは來田奈央&森田真沙也組が堂々の演技 | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2022 ペア・アイスダンス レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「これほどのハイスコアでシーズンを締めくくれたことが、とてつもなく嬉しいです」
2人にとっての初めての世界タイトルは、所属国にとっても、史上初めてのISU国際選手権タイトル。これまで欧州選手権で銅3つ、世界ジュニアで銀1つを獲得してきたジョージアから、念願の金メダリストが誕生した。
アナスタシア・ゴリュベワ&ヘクトール・ギオトポウロスムーア組(オーストラリア)は、SP、FSともに、スピードとキレのあるパフォーマンスを実現させた。やはり国際デビューシーズンとは思えないほど、2人のユニゾンも、音楽とのタイミングも、気持ちが良いほどピタリとはまった。SPとトータルで自己ベストを塗り替え、銀メダルを持ち帰った。
「僕らにとって大きな意味を持ちます。とてつもなく大きなことを達成しました。この先もハードに練習を続けていきます」
南半球のオーストラリアにとっては、世界ジュニアで手にした史上3つ目のメダル。そのいずれもがペアによるもので、今回は5年ぶり(昨季中止のため4大会ぶり)の快挙だった。
すでに他のパートナーと世界ジュニア経験を持つブルック・マッキントッシュと、今大会7位の女性と2年前まで組んでいたバンジャマン・ミマール(カナダ)は、結成2年目・国際転戦1年目で、世界ジュニアの表彰台へと駆け上がった。
ちなみに出場10チームの中で唯一、ジュニアグランプリ参戦歴を持たない。それどころかカップルとして初めて国際大会に出場たのは、1月のカナダ選手権でジュニアチャンピオンになった直後。そのバヴァリアンオープンジュニアでは初優勝と……世界ジュニア出場用ミニマムを獲得している。
つまり世界ランキング的には最下位で、自ずと1番滑走だったSPは、ノーミスでまとめながらも順位は4位に留まった。一方のFSはジャンプでの転倒もありながら、総合で3位逆転。個々の確実な技術力と、滑らかなステップやスケーティングが高得点につながった。
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