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フィギュア スケート コラム 2022年1月28日

美しく光り輝いた三原舞依が2度目の四大陸選手権制覇「一番嬉しい金メダルです」 | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2022 女子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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五輪シーズンに加えて、新型コロナウイルス禍による様々な制約で、2022年四大陸に五輪代表を送り込んだのは韓国とオーストラリアだけ(オーストラリアは大会終了後に正式発表)。そんな北京行きを控える数少ない選手の中で、韓国五輪代表のキム・イェリムが3位に食い込んだ。

SPでは冒頭の3回転ルッツ+3回転トーループに「エッジ不明瞭」記号が付いた。しかしFSではきっちりミスを修正。まったく同じコンビネーションを完璧に成功させた上に、同エレメンツではSP・FS通して、全女子で最も高いGOEも稼ぎ出している。

イとキムがISU国際選手権で人生初のメダルを手に入れた一方で、もう1人の韓国五輪代表、ユ・ヨンは前回大会に続く表彰台乗りは果たせなかった。SPは表彰台まで僅差の4位で折り返しながらも、FSは7位と苦しみ、総合では6位に後退さえした。

最大の敗因は、韓国選SPで成功させた3回転アクセルを、今大会では決められなかったこと。SPでは2回転になった上にダウングレードと判定され、FSでは転倒とダウングレード。プログラム後半の2回転アクセルさえ、感覚が崩れてしまったのか、1回転と失敗に終わった。ユの勇敢なる挑戦が、北京の大舞台で実を結ぶよう期待したい。

逆に日本の松生理乃と横井ゆは菜は、SPは苦しみながらも、FSでは目の覚めるような演技を見せた。宮原知子の代打で急遽出場が決まった横井は、SPではジャンプに苦心し、まさかの12位に沈んだ。

しかしFSでは、フラストレーションをすべてぶつけるような、ダイナミックな演技を実現させた。冒頭の大きな2回転アクセルは、誰よりも高いGOEを叩き出した。なにより構成を少し組み換えた。3つのコンビネーションジャンプを基礎点が1.1倍に上がる演技後半にすべて移動し、得点増を大胆に狙った。フレディ・マーキュリーにならって最後に突き上げられる拳は、横井自身の真のガッツポーズのようだった。自己ベストを5点近くも上回り、総合7位まで駆け上がった。

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