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フィギュア スケート コラム 2022年1月25日

第71回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会(インターハイ)フィギュアスケート競技 女子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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3年生で迎えた最後のインターハイ、個人での優勝とともに、学校別対抗でも優勝を果たすことが出来た。

「駒場学園が優勝するのは本当に久し振りのことなので嬉しいです。他の2人(穂積乃愛、猪股早哉子)とは、最初から『今年、狙い目だよね、頑張ろうね』と声を掛け合っていました」

住吉選手は幼少時よりずっと努力を怠らない選手だった。しかしノービス時代には華々しい活躍を見せたものの、ジュニアに上がってからは練習が試合の結果に結びつかない時期が続いていた。それが今年、今までの努力の積み重ねが一気に花開いた印象だ。

「原因はメンタルだと思っています。試合になると自信がなくなり、跳べないかもしれない、ってネガティブな気持ちになっていたんですけど、今年になってようやく試合で自信を持って演技をすることができるようになってきたんです」

その精神面での成長が、演技での余裕につながって、試合で結果を出せるようになったのだ。また、この大会が開催された青森市にある三内丸山遺跡の見学にも行けたのだという。

「試合に集中し過ぎないで楽しんだ方がいい、と最近思うようになったので、そういった観光もするようにしたいです」

世界ジュニアの開催される、ブルガリア、ソフィアでも観光しつつ、練習通りの演技をしてもらいたいものだ。

2位 千葉百音

千葉百音

フリーでは、珍しく得意のルッツで転倒してしまった。

「6分間練習で綺麗に跳べていたルッツが跳べなかったことが悔しい。今回初めて入れた2アクセル+3トウループも含めて、しっかり跳べるようにしたいです」

ルッツはいつも安定している印象だが、今日は「跳び急いでしまった」のだという。そしてこの試合では、2回目のルッツがキックアウト扱いとなってしまった。3ルッツ、3フリップ、3トウループをそれぞれ2回ずつ跳んでしまったためだ。転倒したルッツを3回転判定ではないと思い込んだのか、あるいはセカンドの3トウループを、1回しか挑まない予定だったものを間違えて2回跳んでしまったのか。いずれにせよもったいないミスだった。ただ、ルッツ、フリップともにエッジエラーがついていた以前と比べると、最近はしっかり跳び分けもできており、ジャッジからの評価は着実に上がってきている。現在師事している、田中総司コーチの指導の影響も大きいのだろう。その田中コーチ、現役時代はジャンプの得意な選手だった。大技の指導も受けているようだ。

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