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ロシア勢が表彰台独占!堂々金メダルのワリエワ「ただこの先も練習に励んでいくだけ」 | ISU欧州フィギュアスケート選手権2022 女子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部ロシア勢が表彰台を独占
すべては収まるべきところに収まった。ロシアの女子3人が、予測通りに、2022欧州選手権の表彰台を独占した。今季すでに歴代最高得点と3度塗り替えたカミラ・ワリエワが金メダルに、昨季世界チャンピオンのアンナ・シェルバコワが銀メダルに、そして男子顔負けの4回転ジャンパーであるアレクサンドラ・トゥルソワが銅メダルに。
最終結果だけを見れば、ロシア女子はまさに無双で無敵。来る北京五輪でも3つのメダルを楽々と持ち帰ってしまうような……そんな未来が見える。
ただし今大会、ティーンエイジャーの3人が、決して完全無欠ではないことも露呈した。今大会女子シングル最年少の15歳、ワリエワさえいくつかミスを犯した。もちろん、それでもなお、4回転を武器に持つ彼女たちは、他国に割り込む隙など与えてはくれなかったのだけれど。
ショートプログラム(SP)でのワリエワは完璧だった。冒頭の3回転アクセルを含むすべてのジャンプを美しく決めた。柔らかい肢体を存分に利用して、スピンもステップも当然のようにレベル4を並べた。出来栄え点(GOE)はどれもほぼ満点に近く(レイバックスピンは満点)、現構成の上限53.96点まで……わずかに2.23点足りないだけだった。演技構成点(PCS)でジャッジたちが10点満点を並べるのは、もはや見慣れた風景だ。ロシア杯で叩き出した得点を3.03点も上回り、新たなSP歴代最高記録を樹立した。
シニアとして初の国際選手権タイトルを目の前に、さすがのワリエワも、少しナーバスになったのだろうか。恐ろしく高速でリンクを駆け巡るフリースケーティング(FS)「ボレロ」では、2度、数字に響く失敗をした。3回転アクセルでは、綺麗に着氷するも直後にバランスを崩し転倒。4回転を含むコンビネーションジャンプにも乱れがあり、シークエンス扱い+3本目ノーバリューで4点近く失った。また身体がぐらついたコレオステップシークエンスは、いつもに比べれば、GOEが伸びなかった。
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