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フィギュア スケート コラム 2022年1月4日

激戦必至!第24回冬季五輪の選手選考を兼ねた極めて大切な一戦 | 全米フィギュアスケート選手権2022 プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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女子シングル

カレン・チェン

カレン・チェン

ディフェンディングチャンピオンのブレイディ・テネルが、足の怪我を理由に欠場を発表。前回五輪シーズン以降、アメリカ女子を牽引してきた実力者の不在は寂しいが、五輪行きの切符を巡る争いはいまだに混戦だ。

3つの枠に、候補者は少なくとも4人。まずはカレン・チェン。唯一の五輪経験者であり、1年前の世界選手権で堂々4位に食い込んだ高い実績を誇る。華やかさが魅力のマライア・ベルは、シーズン前に準備していたプログラムを、2本とも変えた。特にFSは自身の当たりプロである「ハレルヤ」に戻したことで、今季グランプリ大会におけるアメリカ女子最高得点を叩き出している。22歳アンバー・グレンは昨季ついに全米表彰台を射止めた。挑戦を続けている3回転アクセルが綺麗に決まれば、初の五輪も一気に近づく。

そして世界を席巻したジュニア時代とはまた異なる、魅力的なスケーターへと成長したアリサ・リウ。全米2連覇を果たした頃のような3回転アクセルを、完全に取り戻せたわけではない。むしろ16歳はスケーティングや表現力という武器を身につけた。今季はチャレンジャーシリーズ2大会を制し、シリーズ優勝も獲得。NHK杯を4位で終えた直後のコーチ変更は、果たして吉と出るか。

フランス杯ではSP途中で演技中断し、体調が心配されたスター・アンドリューズも、自身5度目の全米選手権に乗り込む。今度こそ自らの歌声に乗ってSP「アット・ラスト」を最後まで演じ切り、五輪枠だって狙って行きたい。

過去2大会の全米ジュニアチャンピオンで、今季ジュニアグランプリ大会をそれぞれ1つずつ勝ち取っている16歳リンジー・トルグレンや14歳イザボー・レビトも見逃せない。

ペア

全種目の中で、間違いなく、最も非情な順位・得点争いが繰り広げられる。全米らしくメダルは4色用意されているが、五輪行きの切符はたったの2枚。

選考基準の優先第1位は、全米3位以内。しかし今回は同時に、昨季全米選手権以来の主要大会における平均スコアが、五輪上位入りに値するものであることも求められる。

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