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本人曰く「衝撃の」初優勝。18歳のマルク・コンドラチュク「大それた夢の中でさえ、こんな風に終わるなんて考えてもいなかった」 | ロシアフィギュアスケート選手権2022 男子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部対照的にSPでの失敗を、FSで取り戻した選手もいた。今季から初めて本格的にシニア国際大会の転戦を始めたピョートル・グメンニクは、大腿四頭筋の痙攣でジャンプには少々手こずったものの、決して大きく崩れなかった。むしろ質の高い要素と滑らかなスケーティングで、観客を魅了した。SP7位から最終5位に上昇。今の自分の持てる力を全て発揮できたことに「満足」しつつ、今後の課題は「スタミナ強化と持久力向上」なんだとか。
アンドレイ・モザリョフはさらに大きなジャンプアップを実現させた。コロナ禍直前の世界ジュニアを制した若き実力者は、SPでは転倒が響き8位に甘んじた。FSでも3回転アクセルでの転倒があり、本人としては「良いパフォーマンスとは言えない」そうだが、それ以外はクリーンにまとめた。「1492コロンブス」の勇壮なリズムに乗り4回転を3本成功させ、他の要素は全てレベル4の高評価を得た。FSの技術点だけなら全18人中ダントツ1位。2年前5位、昨年4位と1つずつ順調にステップを上がってきた18歳は、今年は銅メダルを手に入れた。
ちなみに3位モザリョフは1月の欧州選手権代表には選ばれなかった。4位セメネンコが「より経験あるアスリートであり、シーズンを通してより良い成績を残してきた」という理由で、1位コンドラチュク、2位ミハイル・コリヤダとともにエストニアのタリンに乗り込む予定だ。
そのコリヤダもまた、SPでは5位と出遅れた。「くるみ割り人形」は全てが凛々しく、全てが流麗だったが、アクセルだけが1回転ノーバリューと悔やまれた。
ただ今大会出場の男子としては最年長26歳のベテランは、過去3度ロシア王者に上り詰め、2016年以降の世界選手権(副鼻腔炎の影響で1試合も参戦しなかった2020年シーズンを除く)では常にロシア男子1位の座を堅持してきた実力者だ。昨季のプログラム「ヌレエフ(ホワイト・クロウ)」に急遽戻したFSで、本領は余すところなく発揮された。
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