人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【レビュー:全米フィギュアスケート選手権2021 男子シングル】21歳のネイサン・チェンが5連覇達成も飽くなき向上心「まだやるべきことはたくさんあります」
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「まだやるべきことはたくさんあります。練習できるところ、伸ばせるところはまだまだたくさんあるんです。このプログラムはまだ完璧ではありません。世界選が行われると仮定して、もう少しよいパフォーマンスが出せるように、今すぐにでも取り組める部分があります」
当然ながらチェンの意識は、世界選手権3連覇に向いている。「ユズやショーマ、コリヤダ、その他すべての素晴らしいスケーターたちと会えない、すごく奇妙なシーズン」の終わりに、世界中の良きライバルたちと、同じリンクで火花を散らす機会は訪れるだろうか。
2位 ヴィンセント・ジョウ SP2位107.79 FS2位183.59 トータル291.38
たくさんのポジティヴな気持ちと、小さな苦い思いを胸に抱いて、ジョウもまた5年連続で全米表彰台に上った。
真っ先に嬉しかったのは「1年前の今頃はスケートをやめようと思っていた」はずなのに、新たな目標を見つけ、こうして再び戦いの舞台に立てたこと。そしてSPで107.79ptという、自身としては最高のスコアを記録したこと。
これまでも100点超えなら、2019年四大陸選手権(100.18)と同年ワールドチームトロフィー(100.51)の2度経験している。また本人のコメント通り、昨8月のカップ・オブ・コロラドでは103.95ptをマーク。まさにこの103点を超えるために、ジョウは「着氷、スピン、コレオのすべての質を上げるためのあらゆる努力」を費やしてきたそうだ。
努力は実った。冒頭の4回転ルッツ+3回転トーループを美しく成功させると、4回転サルコウ、3回転アクセルもきっちり着氷。いずれも極めて高いGOE評価を得た。その他のエレメンツも、最後のスピンを除き、スケートアメリカより着実に質もスコアも上がった。なによりPCSがオール8点台からすべて9点台に。ヴィンセントの演じるSP「ヴィンセント」は、静かな希望に満ちていた。
だからこそフリーの失敗を本人は大いに悔しがる。2019年ワールドチームトロフィーで299.01ptをマークしたジョウは、人生初の300点超えも夢ではないと考えていたからだ。しかしジャンプの2つの失敗(4回転フリップが1回転に、4回転ルッツを転倒)で、単純計算で15点近くを無為にした。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】プリンスアイスワールド 2023-2024 A NEW PROGRESS ~BROADWAY CLASSICS~ 滋賀公演
2月23日 午後3:50〜
-
フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【吉田唄菜&森田真沙也】
3月12日 午後7:00〜
-
4月23日 午後8:00〜
-
3月9日 午前8:55〜
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【アルペンスキー特集】飽くなき探求心 佐々木明の挑戦
3月31日 午後11:00〜
-
フリーライド ワールドツアー 2024 第5戦 ハイライト ヴェルビエ(スイス)
4月20日 深夜3:30〜
-
【先行】第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 男子 / 女子 フリースケーティング
2月6日 午前9:20〜
-
【限定】第61回 全日本スキー技術選手権大会 スーパーファイナル
3月10日 午前8:50〜
J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!