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【髙橋大輔選手スペシャルセレクション】日本男子シングルとして、史上初めて世界のてっぺんに立った髙橋「4回転を跳ばずに世界チャンピオンになるのは絶対に嫌」
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部2012年グランプリファイナル:日本シングル勢の華麗なる競演
日本男子シングル初。そんな記録を次々と打ち立ててきた髙橋大輔が、ついにグランプリファイナルでも日本男子シングル初の栄光を手に入れた。
フリースケーティングは、オペラ「道化師」。間違いなく髙橋のキャリアを代表するプログラムではあるけれど……ひとつの完成形へとたどり着くのは、2週間後の全日本選手権を待たねばならない。
ヴェリスモ、つまり極限までリアリズムを追求した作品の楽曲であることから、振付師シェイリーン・ボーンから「綺麗に滑ろうと思わなくてもいい、激しくても醜くていいから、感情を出してくれ」と命じられたとも言われている。この12月上旬の時点では、いまだ解釈を模索し、苦悩している真っ只中のようにも見える。
なによりソチで行われた同大会は、日本シングル勢の豪華競演だ。日本男子が空前絶後の4人がファイナルへと駒を進めたのはもちろん、男女合わせてGPファイナルとしては現在まで最多となる4つのメダル(男子2・女子2)を持ち帰った!
直後に真のチャンピオンとして上り詰める「前夜」の羽生結弦や、当時23歳ながらすでに「いぶし銀のスケーティング」と呼ばれていた小塚崇彦の滑りを懐かしく眺めたいのはもちろん、この2012年グランプリファイナルアーカイブは、町田樹の芸術性に改めて触れる貴重な機会でもある。後のソチ五輪では火の鳥の魂が自らと融合したような精神状態になった……そうだが、このソチ大会の時点では、火の鳥とどんな関係性にあったのだろうか。
また2010年世界選手権で、髙と橋共に日本史上初の「アベック優勝」を達成した浅田真央が、この2012年グランプリファイナルでも同時に表彰台の頂点に登った。前シーズン終了後に引退さえ考え、再び力強く滑り出した直後の頂点復帰。ザ・正統派とも言える「白鳥の湖」で、4年ぶり3度目のファイナル優勝を手にしている。
鈴木明子は3度目のGPファイナル表彰台。ちなみに現在は振付師としても活躍する鈴木が、最もインスピレーションを受けたと言われるプログラムこそ、今大会で披露するパスカーレ・カメレンゴ振り付けのFS「O」だ。
文:J SPORTS 編集部
J SPORTS 編集部
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