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フィギュア スケート コラム 2020年5月27日

【チャレンジカップ2020】来シーズンへの素敵な予感。宇野・田中・紀平・横井が描いた日本フィギュア界の未来

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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宇野・田中・紀平・横井

きっと再開の日がますます待ち遠しくなる。

だって、この競技会を最後にシニアスケーターたちの2019−20シーズンは突如として終わってしまうのだけれど……次へ、来シーズンへと、素敵な予感を抱くことができるから。

それほどまでに、チャレンジカップの宇野昌磨は、輝いている。

シーズン序盤の苦悩がまるで嘘だったかのように。いや、もしかしたらフランス大会での、あの涙があったからこそ、「ここ数年間で抱えていたものをすべて肩から下ろした」からこそ、澄み切った世界へと到達することができたのかもしれない。

J SPORTS放送情報

宇野

ロシア大会を前にそっと手を差し伸べてくれた元世界王者ステファン・ランビエールに、11月中旬から教えを受け始めた。背中を押してくれる人がいることの大切さを実感し、全日本選手権では4連覇を果たした。1月には正式に師弟関係を結び、欧州で修行に勤しんだ。四大陸選手権はあえて辞退。ひたすら世界選手権へ向けて、演技の完成度を高めることに専念した。

最後のひと磨き。それが2月末にオランダ・デンハーグで開かれたチャレンジカップ出場の目的だった。

ここ3シーズン課題としてきた4回転サルコウを、フリーで見事に着氷しただけではない。いきいきと音楽の中に生きる宇野昌磨の姿を、わたしたちは見出すことになる。フリー終盤のステップシークエンスではきらきらと喜びを撒き散らし、「ランビ」の魔法でさらに艶を増したスピンが、光の輪を描く。

演技を終えた直後の表情が、すべてを物語っている。笑顔のランビエールが小走りで宇野のもとに駆けつけるシーンも、キス&クライで2人が楽しげに話し合う姿も、どん底の日々があったからこそなおいっそう尊い。

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