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【プレビュー:ISU欧州フィギュアスケート選手権2020 女子シングル】進化を止めないロシア勢が4年ぶりの表彰台独占か。筋書きのないドラマがいま、幕をあける。
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部それでも、たくさんの女子選手たちが、「自己実現」に向けてヨーロッパ選手権の舞台にやってくる。昨季怪我に苦しんだニコル・ショットは、1月序盤の転倒で脚の付け根を痛めたそうだが、「パーソナルベスト更新とトップ10」目指して大会入り。18歳アレクシア・パガニーニには、12月のナショナルでFSを昨季までのプログラムに戻し、見事3連覇を果たした。オフ中に陸上ダンスで鍛えたという、表現力の成長に注目したい。25歳とすでにベテランの域に入ったマエ=ベレニス・メイテは、自身10回目の欧州選手権に挑む!
なにより急速に存在感を増しつつある「元」ロシア女子たちから、目が離せない。モスクワ生まれの3人……エカテリーナ・リャボワ16歳、ヴィクトリア・サフォノワ16歳、エカテリーナ・クラコワ17歳は、それぞれにアゼルバイジャン、ベラルーシ、ポーランドの国旗を背負いヨーロッパ選手権に出場する。
かつてサンボ70に所属し、現在はプルシェンコアカデミーで練習を積むリュボワは、昨季アゼルバイジャン選手として国際大会にデビュー。ちなみにアゼルバイジャンには人生で1度しか入国したことがないそうだが、すでに欧州(12位)、ワールドJr(13位)、ワールド(13位)と世界各地を転戦している。つい先日のユールオリンピックでも8位の成績を残した。
アンナ・シェルバコワ
トゥルソワが制した昨季Jrロシア選手権を8位で終えた後、2019年夏に国籍変更が認められたのがサフォノワ。175cmという長身とスラリと長い手足が目を引く16歳は、やはり最近までサンボ70に所属していた。ボルボオープンで優勝し、チャレンジャーシリーズのゴールデンスピン2位に入るなど、すでに目立つ成績を上げている。
クラコワは「ロシアでは自分が活躍できる場がない」と、思い切って2018年11月に国籍を変更。今季はジュニアグランプリ2大会に参戦し、シニアとしてネスレ杯、四カ国選手権、さらにチャレンジャー大会のワルシャワ杯で優勝を飾った。今回のヨーロピアン出場者の中では、ロシア女子と欠場のヘンドリックスを除き、唯一のトータル200点超えを達成している選手でもある。
国籍変更後にすぐにカナダへ飛んだクラコワは、ブライアン・オーサーの下でトレーニングを積んできた。練習では4回転も飛んでいるそうだから……この先のさらなる成長が楽しみだ!
文:J SPORTS 編集部
J SPORTS 編集部
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