人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【プレビュー:ISU欧州フィギュアスケート選手権2020 男子シングル】2020年1月、グラーツで8年ぶりに新たな男子ヨーロッパ王者が誕生する。新しい時代の始まりだ。
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「GPファイナルはプレッシャーゼロで臨んだんだ。出場できるだけで幸せだったし、ひたすら自分が大好きなことをやっただけ。これまでGPファイナルで表彰台に上がれるなんて、考えたことさえなかった。でも自分にも可能だと理解した。欧州選手権に向けて、自信をつけた」
4回転トゥーループに加え、シーズン後半には4回転サルコウも本番使用したいと意気込んでいるらしい。この欧州選手権が初お披露目の場となるだろうか。泣き虫エイモズが、今回も、嬉しい涙を流せるように祈りたい。
本来ならば、ヨーロッパで優勝大本命に上げられるべきは、ロシアの2選手だったはず。過去2年、つまり2018年はドミトリー・アリエフが、2019年はアレクサンドル・サマリンが、それぞれハビに次ぐ2位に入っている。今季グランプリシリーズでも、サマリンは自身初のGP大会優勝を手に入れた。アリエフも初の表彰台乗りを達成。前半戦「世界トップ6」が集うグランプリファイナルにも、両者は駒を進めた。
ただこのグランプリファイナルの結果と、年末のロシアナショナルの成り行きは、たしかに不安材料として小さくない。それでも2人が「強さ」を再証明した機会にもなったはずだ。
ナショナルでSP4位から立て直し、初優勝に輝いたアリエフにとっては、なによりグランプリファイナルの「悪夢」を完全に払拭できたことが大きい。トリノではFPで転倒3回し、文字通りぼろぼろの状態で最下位に終わった。しかしナショナルまでの2週間で、きちんと心身ともに立て直した。
「失敗は常に内省を促してくれる。自分との内なる対話こそが、僕が必要とする考え方へと導いてくれるんだ」
おかげでアリエフは、氷の上に立つことの喜びを再確認できたという。また「ファンたちを喜ばせたい」という想いをいっそう強めたようだ。重圧や憂いから開放され、「生まれて初めてのビッグタイトル」ロシア選手権優勝に続き、欧州の舞台でものびのびと輝いて欲しい。
一方でサマリンは、国内選をSP8位と大きく出遅れた。規定ジャンプを1つもクリアに成功させられなかったせいだ。プログラムコンポーネントだけ見れば全体で2位という「魅せる」演技だったが……。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【アルペンスキー特集】飽くなき探求心 佐々木明の挑戦
3月31日 午後11:00〜
-
【先行】プリンスアイスワールド 2023-2024 A NEW PROGRESS ~BROADWAY CLASSICS~ 滋賀公演
2月23日 午後3:50〜
-
【先行】第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 男子 / 女子 フリースケーティング
2月6日 午前9:20〜
-
【限定】第61回 全日本スキー技術選手権大会 スーパーファイナル
3月10日 午前8:50〜
-
3月9日 午前8:55〜
-
ノルディック複合 FIS ワールドカップ 2023/24 男子 ラージヒル/10.0km トロンヘイム/ノルウェー(03/17)
3月17日 午後9:45〜
-
アルペンスキー FIS ワールドカップ 2023/24 女子 ジャイアントスラローム/男子 スラローム ザールバッハ/オーストリア(03/17)
3月17日 午後4:45〜
-
アルペンスキー FIS ワールドカップ 2023/24 男女 ダウンヒル ザールバッハ/オーストリア(03/23-24)
3月24日 午後6:00〜
J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!