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フィギュア スケート コラム 2019年12月25日

【プレビュー:ロシアフィギュアスケート選手権2020 ペア】ボイコワ/コズロフスキー組にかかる初優勝への大きな期待。若手組の爽やかな魅力に注目。

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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そのガリャモフが「GPファイナルよりロシアナショナルのほうが重要」と強調するように、伝統的にロシアは国内選手権の結果を重視してきた。つまりヨーロッパ選手権と世界選手権への出場権(それぞれ3枠)の行方は、GPシリーズの出来ではなく、国内のライバルたちとの直接対決で決するのだ。

だからこそ今季のGPファイナル行きを逃したタラソワ/モロゾフ組にも、シーズン後半に向けて立て直すチャンスは十分にある。

世界選では3年連続でメダルを持ち帰り、欧州は優勝2回を含む5年連続表彰台を実現させてきたロシアナンバーワンペア。GPシリーズ中の調子がイマイチだったのは……おそらく自己改革の真っ最中だから。今季の2人は新たにフロリダヘ飛び、ロシア人ズエワの下でトレーニングを開始した。モロゾフ曰く「僕らに足りないもの」を探し求めるため。それが表現力や芸術性であり、ことスケーターたちの表現力を引き出す手腕に関しては、ズエワは間違いなく指折りのコーチと言える。

単にモロゾフが、トレードマークの赤毛を長髪にしただけではない。今季のタラソワ/モロゾフ組はSPボレロではドラマチックな、FSティ・アモではコンテンポラリーな雰囲気を身にまとう。高いツイストやリフト、驚くべき高さと幅を誇るスロージャンプに、新たに表現力が溶け込みさえすれば……まだまだ後輩たちに負けはしないはずだ。

また今季のジュニアGPファイナル金メダルペアのアポリナ-リア・パンフィロワ& ドミトリー・ルィロフ、同銅メダルのクセニア・アハンチェワ&ヴァレリー・コレソフも、シニアに混ざってロシアナショナルに挑戦する。

文:J SPORTS 編集部

J SPORTS編集部

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