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フィギュア スケート コラム 2019年12月25日

【プレビュー:ロシアフィギュアスケート選手権2020 ペア】ボイコワ/コズロフスキー組にかかる初優勝への大きな期待。若手組の爽やかな魅力に注目。

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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ロシアフィギュアスケート選手権2020 ペア

話題の女子シングル3人娘に負けないほど、ペアの世界でも、ロシアの若手3組が瑞々しく爽やかな魅力を振りまいている。

昨世界選3位ナタリヤ・ザビアコ/アレクサンドル・エンベルト組と、ソチ五輪銀メダリストのクセニヤ・ストルボワが新たにアンドレイ・ノボセロフと結成したペアとが、いずれも男性側の故障で長期欠場を余儀なくされている。なによりロシアナショナル2連覇中のエフゲーニャ・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ組が、今シーズンここまで決して本調子ではない。

するとグランプリシリーズで大活躍し、GPファイナルでも高いポテンシャルを披露した3組が……一気にロシアナショナルで世代交代を印象づけてしまうかもしれない!

中でも初優勝への大きな期待がかかるのが、来年1月に18歳の誕生日を迎えるアレクサンドラ・ボイコワと、12月23日に20歳になったばかりのドミトリー・コズロフスキーの2人だろう。2017年世界ジュニア銀の同組は、昨シーズン、本格シニア転向1年目で早くも高い将来性を証明済み。昨ナショナルでは3位台乗りを成功させ、続く欧州選手権でも銅メダルを手に入れた。

今季のボイコワ/コズロフスキー組は、さらなる成長を見せた。GPシリーズでは「先輩たち」をまさしく凌駕。タラソワ/モロゾフ組と同じ2大会へのアサインは、一見不利に思われたが、2大会ともに堂々たる演技で金メダルをさらいとったのだ。特にロステレコム杯は、難度も質も高いエレメンツを次々と成功させ、プログラム通してほぼノーミス。TES(テクニカルエレメンツコンポーネント)だけで見れば、ショート、フリーのいずれでも、今GPシリーズ全体を通しての最高得点を記録した。現役世界チャンピオンにして、GPファイナル覇者のウェンジン・スイ/ツォン・ハン組のスコアさえも上回った!

2人の魅力は技術力だけに留まらない。美しいユニゾンに、柔らかく丁寧な所作、甘くノーブルな気品。昨季までのFSくるみ割り人形ではクラシカルな雰囲気を見事に醸し出したが、FSジェームス・ボンドはクールでかっこいい。そう、PCS(プログラムコンポーツネンツスコア)だって、GPシリーズではスイ/ハン組に次ぐハイスコアを記録しているのだ。

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