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フィギュア スケート コラム 2019年2月19日

第68回全国高等学校スケート選手権大会(インターハイ) 男子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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3位 須本光希

男子3位_須本光希

男子3位_須本光希

「ショートが良かっただけに、フリーでもノーミスしたいという気持ちが強かったです。久し振りの“レ・ミゼラブル”は楽しかったんですけど、後半崩れてしまったのが残念です」。 開口一番、反省の言葉を重ねた須本選手だが、怪我のために失意の演技となった全日本ジュニアから、短期間での立て直しは見事だと感じる。 「全日本ジュニアの後、3週間ほど何もできなくて、全日本選手権も観る勇気がなく、ここに来るまで不安だらけで、でも練習ができるようになってからは、『これだけやって結果が出なかったらしょうがない』と言える練習をしてきました」。

自身の成績としては、個人で3年連続の銅メダル、そして学校別でも表彰台に上った。 「友野選手が3年生の時に僕は1年生、その年に総合優勝を経験しましたが、その後は2年連続総合2位。優勝できなかったのは凄く悔しいんですけど、過去の先輩から6年連続で浪速高校が表彰台に乗っている、それは良かったかなと思っています」。 そして来季への抱負も語ってくれた。

「来季は、トリプルアクセルを100%跳べるようにして、4回転を複数跳べるようにしたい」。 来季も国際大会はジュニアでの出場となるようだが、ファイナルに進出した昨シーズンを上回る活躍を見せてほしいものだ。

4位 木科雄登

男子4位_木科雄登

男子4位_木科雄登

公式練習では好調な様子だったのだが、ショートプログラムでジャンプのミスを重ね、出遅れた展開となってしまった。 「昨日のショートでは、自分でも何が起こったのか分からないぐらい、アクセルのミスを引きずってもう一つミスが出てしまいました」。 現地入りしてから練習でもミスが少なく、状態が良かっただけに残念だった。とはいえ、フリーではその実力を発揮、「今日は立て直せたので良かった」と笑顔を見せた。

今季の木科選手は、西日本ジュニア、全日本ジュニアと優勝候補と目される大会が多かったのだが、なかなか結果を出せずにいる。

「(ショートとフリー)両方揃った試合っていうのがなくって、どちらも少しずつミスが出てしまうんです。両方揃えることに意味があると思うので、今日の失敗も踏まえて、これから両方揃えられるようにしたい」。 来季は4回転をプログラムに入れることを目標にしているそうだ。「トウループはあと少し、サルコウとループも形になってきている」と大いに期待を持たせるコメントをしてくれた。

5位 本田ルーカス剛史

男子5位_本田ルーカス剛史

男子5位_本田ルーカス剛史

「全日本ジュニアが終わった後、気持ちの面で上がってこなかったので良い練習ができていませんでした。でもその中でも自分の意識を変えて、またスタートして、って感じでやっていて、あまり練習は良くなかったんですが、その中でいい演技はできたかな、と思います」。 そしてこの試合、フリーではトリプルアクセルにも果敢に挑戦した。

「トリプルアクセルはまだ降りたことはないんですけど、回転不足で立てたことは何度かあって、ちょっとずつ頑張っていければと思っています」。 滋賀の長沢コーチの下に移籍して2シーズン目、その成果を実感できたシーズンとなった。 「良くはなってきてます。ただ全日本ジュニアで良い演技ができませんでしたし、まだまだだな、と思っています。今回は点数をいただけたので嬉しかったです」。 来季の目標も意欲的に語ってくれた。

「今年は強化選手になろうと思ってずっと頑張ってきてなれなかったんです。来季はトリプルアクセル、4回転を習得して、ジュニアグランプリに出場したい。ジャパンジャージを着られるようになりたい」。

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