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フィギュア スケート コラム 2019年2月1日

第39回全国中学校スケート大会 男子シングルプレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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全国中学校大会が、2月3日より長野市のビッグハットで開催される。今年からジェイ・スポーツでの放送も始まり、例年に増して注目の集まる大会となるだろう。注目選手、見どころについてご紹介したい。

*男子は次世代を担う2強対決の様相

男子での見どころは、次代を担うことになるであろう佐藤駿、鍵山優真の2強対決に注目が集まる。

鍵山優真選手(左)、佐藤駿(右)

鍵山優真選手(左)、佐藤駿(右)

佐藤駿は、昨年11月に開催された全日本ジュニアで、四回転ジャンプを2本、トリプルアクセルも2本着氷する見事なフリー演技で総合2位入賞。一方の鍵山優真は、全日本ジュニアではジャンプでのミスが響き5位に留まったものの、推薦出場した全日本選手権では6位入賞と、佐藤駿を上回る素晴らしい結果を残した。

全日本ジュニアでの佐藤駿は、「自己ベストを更新して表彰台に乗れたことが嬉しい。
表彰台に乗れるとは思っていなかったです」と控えめなコメントを残していた。ショートプログラムでPCSの点が出ていなかったこともあり、表彰台に乗ることは想定していなかったようだ。
しかし島田高志郎、壷井達也を抑えてのフリー1位は見事だった。仙台から埼玉に拠点を移し、練習環境は以前よりも良くなっているとのこと。仙台出身の偉大な先輩、羽生結弦が目標だと語る。

鍵山優真は、かつてのオリンピック選手、鍵山正和氏の息子としてファンの間では知られていた選手だが、今シーズンの充実振りは目覚ましいものがある。ジュニアグランプリでも活躍し、あともう少しでファイナルに手が届くところだった。
以前から苦手だと公言していたトリプルアクセルにも積極的に取り組み、徐々に手中に収めつつある。「アクセルは今も苦手なんですけど、やっていかなければ勝てないので、克服しようと頑張っています」と語ってくれた。この両名の実力は伯仲しており、当日の出来栄え次第でどちらが優勝してもおかしくないだろう。

三浦佳生

三浦佳生選手(みうら・かお)

続く有力選手としては、三浦佳生に注目したい。
4回転ジャンプまでプログラムに組み入れ、意欲的な内容で臨む選手だが、今季は不安定な演技が続いている。シーズン序盤ではプログラムの曲の編集に問題があり、 スピンが曲の中に納まらなかったりとトラブルを抱えていたようだ。シーズンも後半、そろそろ仕上がった演技を期待したいところだ。


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