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フィギュア スケート コラム 2018年3月1日

平昌五輪 ペア レビュー

フィギュアスケートレポート by ウェイ・ション
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ウェンジン・スイ選手/ツォン・ハン選手

ツォン・ハン選手/ウェンジン・スイ選手

2位 ウェンジン・スイ/ツォン・ハン

235.47(SP:82.39/1位、FS:153.08/3位)

初出場を果たした二人はショート・プログラムでノーミスな演技を出し、82.39点と歴代2位の高得点をマークし、現世界王者たる貫禄を見せた。
しかし、オリンピックにはやはり魔物が棲んでいた。「トゥーランドット」の音楽が始まると、いつも果敢に滑る二人の動きに慎重さが見られ、大技4ツイストを完成した後に挑んだサイド・バイ・サイドのコンビネーション・ジャンプでハンがすっぽ抜け、その後の3サルコウではスイの着氷が乱れ、2つのエレメンツともマイナスのGOEを付けられた。気を取り直し、プログラム後半の2つのスロー・ジャンプで満点のGOEを稼いだが、ペアスピンと最後のリフトでレベルを取りこぼし、技術点を損なった。ハイレベルな戦いで、これらの細かいミスが響いて、スイ/ハン組が結局フリーで3位につけ、総合2位に終わった。
試合後、スイは取材エリアで涙をこぼしながら「本当に残念だった。(点差は)ちょっとだけだった」と話し、ミスは大会直前で足のけがと炎症が出たため、練習不足によるものだったと自己分析した。ハンは「やはり経験不足だった。まだ私たちのコーチのレベルになっていません。まだまだ頑張らなきゃ」と未来へ視線を向けた。取材の最後に、気持ちが落ち着いたスイは「今日の結果は次の北京五輪へのモチベーションとなった。待っていて、次の4年間、世界は私たちのものよ」と強気を見せた。

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