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フィギュア スケート コラム 2018年1月15日

全米フィギュアスケート選手権2018 男子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by ウェイ・ション
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4位 アダム・リッポン

アダム・リッポン選手

アダム・リッポン選手

4位 アダム・リッポン/268.34(SP:96.52/2位、FS:171.82/4位) 今大会の前に「オリンピックに出場できないのはありえない」と自信満々に宣言したアダム・リッポンだが、完璧なショートで会場を沸かせ、フリーの前半も完成度高くまとめた。しかし、フリーの最後で突如2つの3回転ジャンプが1回転にすっぽ抜け、点数を大きく損なった。その結果、総合得点では4位に終わり、代表選考に懸念が生まれた。それでも、選考委員会は「アダムはアメリカ男子選手の中で、国際大会での順位や得点などは特に目立っている。今シーズンのグランプリ・シリーズで2戦とも活躍し、ファイナルで5位に入るなど、世界の舞台で戦える選手だ」と評価点を挙げた上で、彼を選出した。リッポンは28歳にして念願の五輪初出場の権利を得た。

「夢が叶った。」リッポンは代表発表の会見で心境を話し、「僕の過去の大会実績を評価してくれた選考委員会に感謝したい。ここ数年、僕は強くなった。特に骨折を経験した後、僕は自分の想像よりも勇敢だ」と感慨深く語った。

続いてグラント・ホックスタインが5位に入った。芸術家として知られるジェイソン・ブラウンはフリーで果敢に4回転に挑んだが転倒となり、その後のジャンプにもミスが連発する一方、キャメル・スピンとステップではレベル4と満点のGOEを得るなど、優雅な滑りで観客を魅了したが、ジャンプでのミスが大きく響き総合6位に終わった。世界中のファンに愛されているスケーターだが、オリンピックへ行けない残念な結果に。

代替画像

ウェイ・ション

中国広東省出身、早稲田大学アジア太平洋研究科を卒業。 コンサルタントを勤めながら、フリーランスのジャーナリスト・通訳として活動。数々のフィギュアスケート国際大会で記者会見の通訳を担当する経験があり、昨シーズンから国際スケート連盟ホームページの選手フィーチャーインタビュー・記事も執筆。趣味はフィギュアスケートの各種記録、データを覚えること。

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