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フィギュア スケート コラム 2017年12月1日

【小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ2017】ペア 後編

小塚崇彦のフィギュアスケートラボ by 小塚 崇彦
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小塚:色々種類を教えて頂きましたけども、ペアならではというかここをみた方がいいっていうのは?技術もそうですけども、全体でも。

岡部:そうですねー。ペアならではですと、もちろん技術といえば、ダイナミックなスロージャンプ、ツイスト。これは見ごたえありますし、みどころになってくると思います。全体を通して皆さんにみていただきたいのが、どれだけやっぱりユニゾンが良かったか、それから一体性があったか。二人のスケーターが同じことしていてもバラバラ感がでるのではなくって、一体感があったかどうか。

小塚:同じことやってるなっていう感じですよね。

岡部:はい。で、ステップシークウェンス、コレオグラフィックシークウェンスとかをみていくと違うことしているけども、一体感をちゃんと感じる。上手なペアはそれを感じるんですよね。そこがみえてきたかどうか。

小塚:なるほど。じゃあ、毎度毎度、2人とも同じことをやっているわけではなくて、違うことをやってるんだけど、ちゃんと曲を解釈して表現、雰囲気を作れている。

岡部:はい。おっしゃる通りでペアの良いところです。 それから、もう一つはシングルでは味わえないカップル競技ならではの空気感。そのあたりはたとえば、パフォーマンスの点数に現れてくるし、その動き方を二人でどういうふうに曲を表現するのかによって、たとえば、インタブリテーションも変わってきますし、氷の使い方、空間の使い方、それもシングルはまあ一人ですけどもペアでやることによって色んなバリエーションがでてくる。言ってみればもう、スケーティングスキルはちょっともう別物ですけども、どのコンポーネンツにも上手に表現できていったかどうかということで点数が変わってきます。そのあたりを皆さん見抜けるときっとより面白いと思いますよ。

小塚:迫力だけじゃなくて、その雰囲気にも注目していきたいと思います。たくさん解説をしていただきました。わかりやすくありがとうございました。

岡部:ありがとうございました。はい。少しでもペアのことがわかっていただけたらうれしいです。

小塚:しっかりと勉強します。

岡部:はい。よろしくお願いします。

放送情報

12月19日 (火) 午後11:30~深夜 00:30 [初回]
小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ2017 アイスダンス編
テレビで見るなら「スカパー!」
スマホ・タブレット・PCで見るなら「J SPORTSオンデマンド」

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小塚 崇彦

1989年、愛知県生まれ。元五輪代表の父のもと、5歳からスケートを始める。2005-06シーズン、全日本ジュニア選手権・世界ジュニア選手権で優勝。2010年はバンクーバー五輪に出場、8位入賞。世界選手権は計7回出場し、2011年の大会では2位に。全日本選手権には連続12回出場し、2010年大会の優勝をはじめ、7回表彰台に上がる。2016年にトヨタ自動車へ入社。現在は解説や教室講師等、活動の幅を拡げている。

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