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フィギュア スケート コラム 2017年12月1日

【小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ2017】ペア 後編

小塚崇彦のフィギュアスケートラボ by 小塚 崇彦
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【8】ステップシークウェンス

小塚:ステップシークウェンスですね。

岡部:ステップシークウェンスに関しましては、基本はシングルと一緒。ステップの数の数え方とか、クラスターとかそういうもは同じなんですけど、レベルをとっていくうえでの特徴はペアならではの、たとえば交差をしていく。それが3回リンクの半分までにできているかどうかというのがひとつ。それから、ホールドをしたまま、これもリンクの半分までにできていたかどうかということがシングルと違うレベルが上がる要素ですね。ただ、どちらかしかとれないんです。両方やって2にはならなくて、どちらかしかできない。あとはクラスターの数とかは女性ができていても、男性ができていなければとれない。いつもそのレベルとか難しさ、難易度っていうのは残念ながらペアの場合は下の方に合わせる。

小塚:(どちらかが)失敗したら失敗した方に合わせて点数がつけられちゃうんですね。

岡部:そうですね。だから、よく試合が終わった後の映像で、失敗した方がうなだれてて、片方が慰めてるみたいな映像ってよく出てくると思うんですけど。誰にでも失敗はあるから、それはお互いあまり責めない。

【9】コレオグラフィックシークウェンス

岡部:これはですね。シングルですとやれることが限られてきますけども、ペアですととても多くのことができる。つまり、ダンスリフトと呼んでますけど、スモールリフト、肩の上まで上げない。色んなバリエーション、アレンジのきいた素敵なリフト。たとえば、男性の靴の上に女性が乗るとか。それで男性がイーグルしているとか。とにかく色んなアイデアを含んでほしいなっていうのがこのコレオグラフィックシークウェンスです。

小塚:じゃあもう本当に自由というか。なんでもできるってことなんですね。これはレベルがないということなので。

岡部:はい。GOEだけで。そのプログラムをいかに活かせるか。

小塚:華やかにみせるか。

岡部:そうです。それからどれだけ素敵で素晴らしいことができているかっていうことでGOEが上がってきます。

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