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スキー コラム 2017年11月15日

第1回『いよいよ開幕を迎えるオリンピックシーズン』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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葛西紀明

葛西紀明の華麗なジャンプに観客は酔いしれる

やはり葛西はいける、大きな目標へとかける気持ちはほかの誰よりもある。
それだけに11月5日(日)の全日本選手権ラージヒルは表彰台の中央に堂々と立ち、にこやかながらに冷静な微笑みで大勢のファンを見つめていた。
彼はここ一番の大きな勝負で、その本領を発揮する。それがリアル・レジェンドの金字塔。
だから、欧州では敬意をもって大観衆に迎えられるのである。

ところが、近年はなかなか体重が落ちない苦悩に包まれていた。
それも食事時には、あまり好きではない濃い目の温いブラックコーヒーを胃に流し込んで、空腹を紛らわす。合宿先の白馬の定宿で、実際にそのポットから珈琲をもらい口に含んでみたが、けっして美味しくはなく、苦み走った男の味であり、これはコーヒー好きであろうと、いやはや、なんとも言えずの気分になる。

最近の葛西の楽しみはコーチングする伊藤有希の成長ぶりにあった。
『男子ジャンプのように飛びなさい』
との格言を与えて、やや困惑する伊藤に、いいから飛んでみなさいと言い渡した。
有希は五輪会場でのW杯、あの猛烈な逆風にも拘わらず、それを切り裂いて最後にはさらに10mも飛距離を伸ばして着地を決めた。
それこそがパワージャンプ、簡単に一口では言い表せないが、いわば男子のジャンプである。
師匠葛西の指導を受けて伊藤はまだまだ伸びていく。

土屋ホームスキー部は、恩師川本副会長がリタイアして新たに千田スキー部長が誕生した。
ジャンプ台で選手の写真を撮る岡本事務局長は現場で、寂しさにうなだれていたが、これからがまたチーム土屋の進むべき道であると、気を新たにした。
すべては葛西紀明の心ひとつ、つねに遠くまで飛ぶ、である。

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