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フィギュア スケート コラム 2017年10月23日

【小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ2017】ペア 前編

小塚崇彦のフィギュアスケートラボ by 小塚 崇彦
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(2)ツイストリフト

小塚:続きまして、ツイストリフトにいきたいと思いますが、これの特徴としてはなんですか?

岡部:一番の特徴は、男性が女性の腰をもって高く放り投げるというか。そして女性が回転する。今は横回転が主流です。私たちがやっていたときは縦回転でした。横回転の方が高さも出るし、たくさん回転できると思います。その高さがどれだけ出せて、ダイナミックなものにできたか。

岡部:シングル、ダブル、トリプル、いまはクワドもやる選手がいます。さらに1~4のレベルもあり、レベルの獲得方法にはステップから直ちに入っていったかとか、女性がスプレッドポジションをとれていたかとか、それから男性が放り投げた腕の肘を伸ばした状態で肩より下に下げることができていたかどうかなどがあります。放り投げた腕を肘を伸ばした状態で肩より下に下げてからキャッチすることは本当に難しいですが、うまい選手はやっています。滞空時間が長いとそれがやり易いです。

小塚:レベルを獲得するために縦回転から横回転に変わっていったんですか?

岡部:そうですね。システム自体が変わりましたよね。レベルが付くようになる前から実は中国が横回転をするようになってよりダイナミックになっていきました。

小塚:どうやって軸をまっすぐ保つかでやっているなかで、横で綺麗に回転しているのはツイストリフトならではですね。

岡部:ツイストリフトの難しいところは、男性が空中で回転している女性をキャッチして下ろさないといけないところ。だから、高く上げてキャッチして下ろす作業を一瞬の間にするって、本当に信頼関係がないと任せられないことです。さらに女性が男性に全く触らず、男性が女性のウェストだけをキャッチして下ろすとまた更にレベルが上がります。

小塚:一瞬の間に色んな事やらないといけないですからね。

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