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フィギュア スケート コラム 2017年1月27日

全米フィギュアスケート選手権 男子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by 植田広美
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3位 ジェイソン・ブラウン/254.23(SP:79.23/4位、FS:175.00/3位)

FSで1つ順位を上げ、銅メダルを獲得したのがジェイソン・ブラウンだ。2015年の全米選手権で優勝を果たすも、先シーズンは腰痛のために棄権。そのため、今季の復活を待ち望んでいた観客からのひと際大きな声援が印象的だった。GPSのNHK杯では珍しいほどのミスを出し不調を感じさせていたが、その後正式に疲労骨折というアナウンスがあり、今回の出場も危ぶまれていた。そんな状態ゆえか、SP、FSともに4回転を回避。3フリップ+3トゥループ、3アクセル+2トゥループなど、質の高いコンビネーションジャンプで乗り切った。女子も顔負けの美しさを見せるスパイラル、音楽と一体化したようなステップにスピンと、ジャンプ以外の重要性も改めて示したブラウン。複数の4回転を装備しないと勝てないという風潮の現在、男子フィギュアという競技に深みをもたらしていることは間違いない。

4位 グラント・ホックスタイン/248.31(SP:79.10/5位、FS:169.21/4位)

全米ならではの4位表彰台、ピューターメダリストとなったグラント・ホックスタイン。SPではガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』のメロディにのせ、情緒溢れる演技を見せた。冒頭に予定していた4トゥループが抜けてしまいノーカウントとなったが、その後の3ルッツに3トゥループをつけてリカバーするなど、終始落ち着いていた。FSでは2つの4回転をなんとかまとめ、歌劇『道化師』の世界を滑りきりったホックスタイン。シーズン中多く見られた転倒も今回は1度もなく、復調の兆しも。フィニッシュ後には久しぶりの笑顔を見せた。

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