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4位はアンナ・ポゴリラヤ。怪我を負いながらもショート、フリーともに素晴らしい演技で観客を感動させました。「ジャンプはもっとよくできたはずだと思います。演技中は感情がいつも以上に溢れて、手を沢山使ったので、終わった後麻痺したようになってしまいました。まだ観客への挨拶が残っていたのですが。自分は不合格だと思います。コーチたちにも沢山の心配をさせてしまいました。もっと良い演技をしなければなりませんでした。」と悔しく悲しいコメントを残しました。
5位はエレーナ・ラジオノワ。身体と心の変化に悩んだ今季でしたが、渾身の演技ですべてを出し尽くしました。 エリザヴェータ・トゥクタミシェワは8位に終わりましたが、体調が万全でない中、ミスはあったものの貫禄の演技で魅了しました。 その他、6位のスタニスラフ・コンスタンティノフ以下も非常にレベルの高い演技で、選手にとっては大変厳しい、観客にとっては見応え満点の選手権となりました。
メドヴェーデワは試合後、インタビューに力強く答え、さらなる進化を感じさせました。「良い経験が積めて、小さいけれども一歩前進できました。技術面だけではなく(身体)機能面でも。3連続ジャンプはプログラムのほぼ最後なのできついのですが、跳びました。コーチたちにとっても、私が3サルコウ-3トーループ-3トーループを跳んだことはサプライズでした。エテリ・トゥトベリーゼコーチまでも驚かすことが出来たので、私は笑ってしまいました。すべてのコンビネーションが認められるかはわかりませんが、私はやりたかったことをやっただけです。」
セルゲイ・ヴォルコフスキー
1967年ロシア生まれ。モスクワ大学日本語学科を卒業。
日本人と結婚し、ソ連崩壊を機に日本に移住。フリーランスの通訳・ジャーナリストとして活動。日本文化への関心が高じ、ロシア語で俳句を紹介するブログも執筆。ソチ五輪を始めとするフィギュアスケートの国際大会で、記者・通訳としても活躍している。
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