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フィギュア スケート コラム 2016年12月28日

ロシアフィギュアスケート選手権アイスダンス レビュー

フィギュアスケートレポート by セルゲイ・ヴォルコフスキー
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ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ

3位 ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ

3位はヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ。「細かいミスはありましたが、全体としては満足しています(カツァラポフ)」、「演技と結果にとても満足しています。凄く気合いが入っていました(シニツィナ)」。彼らはチャイコフスカヤコーチと今後もトレーニングを続ける意向のようです。

4位は衣装の落下による減点があり、3位と0.17点の僅差で敗れたエレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン。「間違いなく今季の私たちの最高の演技でした。長い時間をかけて準備や変更をしてきました。構成を変えるのは大変でしたが、出来ることはすべてやったと思います」。

その他5位のティファニー・ゾゴルスキー/ジョナサン・ゲレイロ、6位のソフィア・エフドキモワ/エゴール・バジン、7位のワシリーサ・ダワンコワ/アントン・シバエフ、8位のマリア・スタヴィツカヤ/アンドレイ・バギン以下出場組全てが、氷上で燃え上がる熱戦で観客を魅了しました。

歴史あるロシアアイスダンスの層は厚く、戦いは常に厳しいものです。それに耐え、自分を乗り越える選手たちは憧れや人気だけでなく、尊敬と称賛を集めています。

エレーナ・イリニフの言葉が、それを物語っています。
「今は空っぽです。世界は時には残酷で不公平なものです。このスポーツもそうだと思います。結論としては、もっと努力しなければなりません。このような状況の中でアスリートはそれしかできません。幸か不幸かわかりませんが、アスリートはスポーツの「政治」に影響を与えることはできません。でも、逆に、それによって私たちは強くなるだけです。実績を重ねていかなければならないのです。」

代替画像

セルゲイ・ヴォルコフスキー

1967年ロシア生まれ。モスクワ大学日本語学科を卒業。
日本人と結婚し、ソ連崩壊を機に日本に移住。フリーランスの通訳・ジャーナリストとして活動。日本文化への関心が高じ、ロシア語で俳句を紹介するブログも執筆。ソチ五輪を始めとするフィギュアスケートの国際大会で、記者・通訳としても活躍している。

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