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フィギュア スケート コラム 2016年12月22日

【ロシアフィギュアスケート選手権2017 ペア プレビュー】悲願のナショナルタイトル獲得が期待されるタラソワ&モロゾフ ペア

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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ジュニア部門でグランプリファイナルを制したアナスタシア・ミシナ/ウラジスラフ・ミルゾエフは、タラソワ&モロソフ組とは対照的に、表情たっぷり+コミカルな演技でマルセイユの聴衆を魅了した。実はSPの朝、ミルゾエフは体調不良で発熱・嘔吐に苦しみながら、チームドクターから「こういう状況に慣れておけ、五輪でこんなことがあるかもしれない」と声をかけられ、笑顔で滑りきったという根性の持ち主でもあるらしい。

15歳のミシナと20歳のミルゾエフは、初めてのシニアナショナル挑戦を成功させるために、準備を抜かりなく行ってきた。FSは緊張せず慣れたプログラムで、と、あえて昨シーズンと同じモノを採用したそうだ。70年代フランスのノリノリの曲だから、きっと会場の手拍子が2人を後押ししてくれるだろう。グランプリファイナルでは3T+2T+2Tのコンビネーションジャンプを披露したが、シニア大会では3T+3T+2Tを取り入れるべく、昨季末から練習を重ねている。もちろん演技時間はジュニアの4分(±10秒)から、シニアの4分30秒(±10秒)へと延長される。つまり30秒分の音楽をプラスし、新たなつなぎを組み入れなければならない。リフトもジュニアなら2つのところ、シニアは3つ行う必要がある。ミシナ&ミルゾエフ組にとって幸いなのは、今大会がチェリャビンスで開催されること。まさしく、今年の2月に、ロシアジュニアチャンピオンに輝いた地なのだ。

ジュニアグランプリファイナル3位のアレクサンドラ/ドミトリー・コズロフスキー、同4位=ジュニアながら今季すでにシニアのチャレンジシリーズ(タリン杯)で優勝をさらったアリーナ・ウスティムキナ/ニキータ・ボロディンも、シニアのロシア選手権で腕試し。一方で昨季の世界ジュニア選手権ではミシナ&ミルゾエフ組と共に表彰台に上がったエカテリーナ・ボリソワ/ドミトリー・ソポトは、今季のジュニアグランプリファイナルに続き、残念ながらロシア選手権にも不出場。またグランプリシリーズ・ロシア杯2位のナタリア・サビヤコ/アレクサンドル・エンベルト、さらには同3位のクリスティーナ・アスタホワ/アレクセイ・ロゴノフも参戦と、ロシアにおけるペア競技の層の厚さとレベルの高さがうかがえる。

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