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フィギュア スケート コラム 2016年12月21日

【ロシアフィギュアスケート選手権2017 アイスダンス プレビュー】ロシアの頂点からさらなる高みを目指すボブロワ&ソロヴィヨフ 世界戦出場へ向けて、2位争いは熾烈に

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ

ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ

表彰台の残り2枠、いや、世界選手権出場に向けて残された1枠を巡る争いは、熾烈なものとなるに違いない。ボブロワ&ソロヴィヨフ組が欠場した2014/15シーズンに国内の頂点に立ったエレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン、昨大会2位に食い込んだヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ、そして現在2年連続で国内3位につけるアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキンの3組が、数少ない座席を奪い合う。

少々衝撃的だったお互いのパートナー交換から3シーズン目。ソチ五輪銅メダリストの「イリカツ」が選んだ道が果たして正しかったのかどうか、そろそろ答えが見えてくる頃かもしれない。もちろん「彼の手を握った時、ああ、私は頼もしい手に包まれている、と感じる」(イリニフ、フランス杯後記者会見)、「言葉にしなくても互いを理解し、感じあえるようになってきた」(カツァラポフ、ロシアメディアインタビュー)と、イリニフ&ジガンシンとシニツィナ&カツァラポフの2組は、それぞれに新しい関係をしっかりと深めてきた。前組のボリウッド風FDは陽気でエキゾチックで、特にイリニフの明るい魅力が存分に引き出されているし、後組はシニツィナがただ可憐なだけでなく、情熱的にSDのブルースやFDのタンゴに挑んでいる。

一方でパートナーを組んで今年で10年目のステパノワ&ブキンは、本人たちが、着実な成長を実感している。今季はフィンランディア杯で優勝し、グランプリシリーズのスケートカナダでは少々不本意な5位。だから続く中国杯には、FD後半にちょっとした手直しを入れて臨んだ。昨季もシーズン中にSDを練り直したが、いずれも目的は「スピードを出すため」。目論見は見事に的中した。中国杯ではパーソナルベストを叩きだして3位に食い込み、本人たちは「これは勝利に等しい」と喜んだ。同時に「自分たちのレベルは果たしてどの位置にあるのか。そんな疑問が晴れた。自分たちは戦えるんだ。確信が持てた」との力強いコメントも飛び出した。

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