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フィギュア スケート コラム 2016年12月21日

【ロシアフィギュアスケート選手権2017 男子シングル プレビュー】王座を争うのは3連覇中コフトゥンと大ベテランのヴォロノフ

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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10代の中でも、すでに頭角を現しているのがドミトリー・アリエフだ。涙の初優勝を果たしたジュニアグランプリファイナルでは、FSで4回転トーループを完璧に決めた(GOE+2)。エレメンツ間のつなぎも滑らかで、その繊細な表現力は見る者たちを魅了したものだ。ところで今季はSP(オブビリオン)・FS(仮面の男)共に、幼少時代から憧れてきたロシアの大先輩アレクセイ・ヤグディンのかつての名プログラムの曲を使用している。ただし「この先シニアで競い合っていくのが楽しみだ」と語る17歳は、プログラムをより叙情的なものに練り直し、自らの色をしっかり前面に押し出した。昨季のロシア選手権ではジュニアで1位、シニアの部では6位。この冬はどこまで先輩たちに肩を並べられるか。

アレクサンドル・ペトロフ

アレクサンドル・ペトロフ

アリエフと同い年ながら、昨季シニアクラスに移行したアレクサンドル・ペトロフも、すでに昨ナショナルで銅メダルを獲得している。今季はネーベルホルン杯で優勝し、12月上旬のゴールデンスピンではSP11位ながら、ミーシャ・ジー振付のFSで1位という精神力の強さを発揮した(トータル4位)。ただネーベルホルン杯で4回転トーループが2回転になって以来、ペトロフはどうやら不完全な4回転は封印している様子。ジュニアグランプリファイナル2位のアレクサンドル・サマリンや4位ローマン・サボシンが、FSで4回転2回に挑戦しているのとは対照的だ。

4回転といえばアルトゥール・ドミトリエフジュニア。五輪金メダリストの父を持ち、2010年世界ジュニア選手権で唯一4回転ジャンプを成功させた大型選手は、長年故障に苦しみ、本来の能力を活かし切れなかったという。しかし昨季、チャレンジシリーズなどで3勝を上げ、自慢の4回転も取り戻しつつある。今季は24歳にして生まれて初めてグランプリシリーズに参加し(ロシア杯10位、フランス杯9位)、遅まきながら、自分らしいキャリアを続けたいと願っている。

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