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フィギュア スケート コラム 2016年11月8日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】中庭健介コーチエピソード2

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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現役時代を振り返って

――改めて、自分の現役時代を振り返って、どう?

中庭:自分なりにがんばってると思ってたし、今やっぱり振り返ってみると、もっとがんばれ、って言いたいですね。

――えー、がんばってたやん

中庭:いやあ、まだまだやれたと思います。

――それは、ジャンプで種類であったり、数であったり、フィジカルだったり、そういうこと?

中庭:それよりも心ですね。もっと自分が上に行けるんだっていう想いを、もっと持てたんじゃないかなと。いつしか、高橋大ちゃんであったり、ノブであったり、小塚くんであったりという存在が出てきた時に、少し引いたような状態で自分自身を位置づけていたというのが、今のがんばってる選手を見た時に、まだまだそういう部分が足りない。そういう選手でも食らいついていくんだ、という気持ちが弱かったのかなあと。

――あれだけやってても?

中庭:はい。まだまだ甘い部分が多々あったと思います。

――でもその経験はさ、自分のコーチとしてやってる時に、その気持ちを選手に伝えてあげればさ。もっとこう現実味のある教え方というか

中庭:それが良い言い方をすると、今の自分はプラスにはなってるのかもしれないですね。

現役時代の一番の思い出

――現役時代の一番の思い出って何?

中庭:ワールド、世界選手権はやはり、フィギュアスケート選手はオリンピック・ワールドに出るっていうのが非常に強い目標でした。今思い返すと、唯一そこが一番近かった場所で、0コンマ差っていうわずかな差で世界選手権代表を逃してしまった全日本ですね。2007-2008シーズンの。あれだけは自分の中でも強烈に。もちろん学んだ全日本でもあるし、引退をして振り返った時に、一番悔しい全日本でもあったし。あの時はみなさんの前で、大学生だったんですけど、人目をはばからず涙をしたことを今でも覚えてます。

――その時が、4位?

中庭:はい。代表を逃しました。

――0コンマいくつでも順位が下がってしまったら悔しいよね

中庭:その時はまだ、次にチャンスがあるって、まだまだ自分はこれを経験して強くなるんだっていうのがあったんですけど、実際代表になれずに引退をして、その時振り返る時に一番悔しい試合でもありましたね。

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