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フィギュア スケート コラム 2016年11月1日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】中庭健介コーチエピソード1

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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人生を変えたKENJIとの出会い

――まあまあ現役時代も一緒だったから、いろいろ話はあるだろうけど。今だからあれ勘弁してほしかったな、ってある?

中庭:最初は、やっぱりお兄さんで、関西の言葉をしゃべってる人ってちょっと恐かった印象がある。だから最初は、宮本先生と会った時は選手同士だったんですけど、その時はちょっと恐いなっていう印象がありました。

――まじで?でも、あんまり俺人前でしゃべってる方じゃなかったでしょ?しゃべってたかな?

中庭:威圧感っていうと失礼かもしれないですけど、ちょっとこう。

――一番最初に会ったのが?ジュニア?

中庭:そうですね。でも、実は最初にこうやって、宮本賢二先生とお会いしたっていう時じゃない時に、宮本賢二という名を知らされた事件がありまして。僕が今ここにいるのも、その宮本賢二という名前に出会ったからかもしれないんですよ。

――言い過ぎでしょ(笑)

中庭:ほんとですって。

――何?何したん?

中庭:僕らの世代ってノービスがなくて、小6からジュニアだったんですよ。で、中学校1年生の時に、初めてジュニアカテゴリーに出て、ブロック大会、西日本大会、全日本ジュニアを目指してる段階だったんですよ。その時西日本ジュニアで落ちてしまいまして、全日本ジュニアに行けなかったですよ。やはりその時に、全日本ジュニアというものに行きたいと思って、そこが僕のスケートを続けるターニングポイントになったんですけど。その時僕、7位だったんですよ。で、全日本ジュニア出場枠が6位までだったんです。そうして順位表を見た時に、ここにいれなかったから負けた、と思って見た1個上が宮本賢二だったんですよ。

――俺か

中庭:そうなんですよ。6位宮本賢二で、「あ、僕はこの人に負けたから行けなかったんだ」ということで、この宮本賢二という活字をものすごく覚えてました。

――なんか、光栄なのか、今更なんでそんなこと言うのかな(笑)

中庭:僕が下で、先生が上で。

――なんか、ごめん(笑)。

中庭:でもそれがきっかけで、次の年がんばれたというのがあったので。先生はその頃くらいからアイスダンスで。だから、実際に宮本先生とちゃんとお会いした時はもうダンスで活躍されている形でお会いしましたね。

一番印象に残っている試合

――現役時代で一番印象に残っている試合っていうのは?

中庭:僕、全日本選手権は相性が良くてですね。初めて4回転を全日本選手権で降りた試合が、自分の中でも印象的に残ってますね。降りた瞬間に興奮しすぎてガッツポーズを3、4回やっちゃってるんですよ。

――プログラム中に?

中庭:プログラム中に。何が印象に残ってるかというと、それでもちろん成績も良かったし、初めて自分が、4回転というものが、自分のアピールとしてみなさんに披露できたものプラス、「あんだけガッツポーズを本番中演技そっちのけでやってるやつ初めて見た」ってお叱りを受けまして。

――俺その時に、健ちゃんの振付師じゃなくて良かったかなって思った

中庭:ですよね。普通だったら、降りてちょっとだけガッツポーズならまだわかるんですけど、降りて一発、降りてチェックをしてフォアのクロスで1、2、3やってるんです。今やったらいけませんよね。

――今、良くないかなあ

中庭:自分でその時の映像をこないだ見た時に、すごい恥ずかしかったです。なんで俺こんなことやっちゃったんだろう?って。

――俺も多分そこにいたよね?

中庭:いました。

――その時、黒のコスチュームやったっけ?

中庭:濃紺ですね。「ゲティスバーグ」という曲です。

――覚えてる!ゲティスバーグ。俺よく知ってる

中庭:ゲティスバーグは、歴代いろんな方々が使っていただいて。

――何、そのゲティスバーグと言えば俺、みたいなかんじ

中庭:ごめんなさい、調子こきました(笑)。

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