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フィギュア スケート コラム 2016年2月24日

【四大陸フィギュアスケート選手権2016】アイスダンス総括

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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1位 マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組(アメリカ)
181.62|SD 72.86 1位|FD 108.76 1位

今、最も充実しているカップルと言えるのではないでしょうか。全米チャンピオンとして臨んだこの試合でも素晴らしい演技を見せました。

SD(ショートダンス)『コッペリア』は、随所にマイアの人形のような動きが入りますが、それが優雅な流れの中で浮かずにアクセントとなっているところに滑り込みによる進化を感じます。どこを切り取っても2人のムーブの呼吸が自然と合っており、可愛らしさの中にもクオリティーを感じさせます。全米選手権に続きすべてのエレメンツでレベル4を獲得し、僅差ながらも首位でFD(フリーダンス)を迎えます。

FD『Fix You(by Coldplay)』は、「良いプログラムがスケーターからどれだけ力を引き出すのか」を毎回感じさせる演目です。全米選手権で「どこまで行くのか」という境地に達した後、今回はそこまで完璧なコンディションではない中でも、音楽が2人を奮い立たせ、次へ、次へと引っ張っていくような力を感じました。4連の素晴らしいツイズル、力強いローテーショナルリフト、熱狂の中駆け出すダイアゴナルステップ。これだけ熱いプログラムの中、サーキュラーステップ以外はレベル4を揃える技術力にも脱帽です。

世界選手権は母国開催というだけでなく、兄アレックスは開催都市のボストン生まれ。4連の“スーパーツイズル”がピタリと決まったその時、リンクの歓声は何dbに達するのかというのも楽しみなところです。

2位 マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組(アメリカ)
174.64|SD 67.05 4位|FD 107.59 2位

ベイツの深いエッジを自在に使えるスケーティングと卓越したリード、チョックのどんなリズムも表現できる力は、現役でも随一です。今季はSDの変更などプログラムの準備に労力を使い、本来の力が出し切れていないような印象の試合が続きました。それでもSD『More』『Unchained Melody』の前半で見せるフォックストロットの洒脱なダンスは、彼らの良さがとてもよく出るダンスであり、それは今回も素敵なパフォーマンスでした。しかし今回も、ファーストツイズルでベイツがキャッチフットし損ねレベル2に取りこぼし、パターンダンスとパーシャルステップシークエンスでもレベル3にとどまり、技術面で本来の力が出せませんでした。FD『ピアノ協奏曲第2 番(ラフマニノフ)』は、1月の全米選手権の前に手直しを大幅に加え、今大会に向けてさらに滑り込んできました。ため息が出るほどに耽美なスタートから、だんだんと力強さを増していき、壮大で絢爛なラストへ。こちらは2つのステップシークエンスをレベル3、その他を4で揃え、SD4位から順位を2つ上げてしっかりとメダルを取りました。しかし、ボストンワールドの表彰台を狙うとなると、必要なのはやはりステップのレベル4。それを可能にする力は持っていますから、世界選手権までの残り1カ月の滑り込みがどうなるか、楽しみです。

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