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フィギュア スケート コラム 2016年2月29日

【四大陸フィギュアスケート選手権2016】男子シングル総括

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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台湾・台北市での開催は2年ぶり3回目となった四大陸選手権。ボーヤン・ジン(中国)が4ルッツ、4サルコウ、4トゥループ+2トゥループ、4トゥループと4つの4回転ジャンプをFS(フリースケーティング)で決めるという国際大会初の偉業を成し遂げて暫定首位となった直後に、今シーズン復帰したパトリック・チャン(カナダ)が歴代3人目となる200点超えのハイスコアをマークする完ぺきな演技で、劇的な逆転優勝を飾った。3位には2年連続でハン・ヤン(中国)が入り、中国系の選手が表彰台を独占した。

1位 パトリック・チャン(カナダ)
290.21|SP 86.22 5位|FS 203.99 1位

SP(ショートプログラム)・FSともにジンの次となる最終滑走者として登場したチャンにとって、この四大陸選手権はジェットコースターに乗っているかのような試合だったかもしれない。

マイケル・ブーブレの『Mack the Knife』で滑るSPでは、4トゥループは片手を、3アクセルではフリーレッグをつき、後半の3ルッツからのセカンドジャンプが2トゥループになるなど全てのジャンプに細かなミスが出て、1月のカナダ選手権での素晴らしい演技の再現とはいかなかった。演技構成点では出場選手中トップの評価を受け、シーズンベストとなる得点を記録したが、スピンでもレベルを取りこぼして技術点を伸ばせず、5位スタートとなった。

FSの『ショパンメドレー』では、4トゥループ+3トゥループ、3アクセル、4トゥループを持ち味の力強いスケーティングとマッチしたピアノの旋律に乗せて決めると、後半の3アクセル+2トゥループを含む予定していた全てのジャンプを成功。全てのエレメンツが出来栄え評価(GOE)でマイナスはおろか0すらつかないという、まさに一糸乱れぬパフォーマンスだった。観る者を圧倒しつつも魅了するパーフェクトな演技に、会場は総立ちの大歓声で最終滑走者を称え、チャンも喜びを爆発させた。技術点こそ直前で偉業を達成したジンには及ばなかったものの、演技構成点では他の選手の追随を許さない高評価を獲得し、5項目全てに「10.00(満点)」をつけるジャッジが出たほど。国際大会では自身初となる200点台のスコアを叩き出し、見事な逆転優勝を果たした。

2位 ボーヤン・ジン(中国)
289.83|SP 98.45 1位|FS 191.38 2位

ジュニア時代から4トゥループと4サルコウをプログラムに組み入れていたジンは、シニアデビューシーズンとなった今シーズン、4ルッツという超高難度ジャンプを武器にISUグランプリシリーズで2戦とも表彰台に立ち、グランプリファイナルにも進出する活躍を見せた。SPでは4ルッツからのコンビネーションをはじめ、全てのジャンプを決めて、スピン・ステップでもレベル4を獲得。エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)のイメージが強い『タンゴ・アモーレ』に合ったキレのある動きで、表現面でもシーズン前半から大きな進化を見せて、パーソナルベストとなる98.45点を獲得し、首位に立った。

映画『ヒックとドラゴン』の音楽を使ったFSでは、3つ目の要素である3アクセル+1ループ+3サルコウで着氷が乱れたものの、予定していた4ルッツ、4サルコウ、後半の2本の4トゥループをさらりと着氷し、国際大会初となるFS4「クワド(4回転ジャンプ)」を成功させ、歴史に名を刻んだ。フィギュアスケートの男子シングル史上最高難度のジャンプの数々を細い軸で次々と決めていくたびに、会場のボルテージはどんどん上昇し、演技後はスタンディングオベーションが巻き起こった。逆転優勝を許したものの、FS・総合得点のパーソナルベストも更新し、チャンと僅差の2位に輝いた。

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