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フィギュア スケート コラム 2016年2月16日

【四大陸フィギュアスケート選手権2016】男女シングル見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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男子シングル

有力な優勝候補の1人がカナダのパトリック・チャンである。1月のカナダ選手権では、失敗続きだったSP(ショートプログラム)でクリーンな演技を見せ、103.58点のハイスコアを獲得。さらにFS(フリースケーティング)では、今シーズン初めて2本の4トゥループを成功させた。2回転になった演技後半の3アクセルを決めることができれば、FS200点台が見えてくる。

カザフスタンのデニス・テンも調子を上げている。昨年10月のISUグランプリシリーズ・スケートアメリカには腰と股関節の怪我を抱えながら出場。FSでは3度の転倒があり、総合9位だった。その後12月に出場したISUチャレンジャーシリーズ・ゴールデンスピンでは、SP・FS合わせて3本の4トゥループに成功し復調を見せた。2014年2月のソチオリンピックで銅メダルを獲得、そして昨年2月の四大陸選手権では素晴らしい演技で初優勝と、2月開催の試合とは非常に相性がいい。2月男の今年の演技が楽しみだ。

日本の宇野昌磨は今シーズンの活躍がめざましい。シニアのISUグランプリシリーズデビューの年に、いきなりグランプリファイナルに進出。FSオペラ『トゥーランドット』のセンセーショナルな演技で銅メダルを獲得した。昨年12月の全日本選手権では、FS冒頭で失敗し2回転になった4トゥループを演技の1番最後のジャンプエレメンツで跳びなおす、という攻めの姿勢を見せた。ガッツのある今の宇野を以ってすれば、シニア初シーズンでのシニアISUチャンピオンシップス初優勝もあるだろう。

中国のボーヤン・ジンは、1月の国内大会のFSで4本の4回転ジャンプ(4ルッツ、4サルコウ、4トゥループ+2トゥループ、4トゥループ)に成功した。国際大会ではその偉業を達成したスケーターはまだいない。今年の四大陸選手権で、スケート史に新たな1ページが刻まれることになるのだろうか。

アメリカのマックス・アーロンは今シーズン絶好調だ。昨年10月のスケートアメリカでグランプリシリーズ初優勝。1月の全米選手権では1位まで1.2点差の2位だった。スケーティングが洗練され、コントロールされたジャンプの成功率は非常に高い。過去1度だけ出場した2013年の四大陸選手権では4位だったが、それを上回る成績を残す力は身についている。

日本の無良崇人は、難易度の高いSP『黒い瞳』とFSシルク・ドゥ・ソレイユ『O』で魅せる。これらのプログラムの中には、足がもつれそうなほどに動きの速いステップシークエンスが組み込んである。シーズン初戦のスケートアメリカではジャンプの失敗もあり、そのステップシークエンスで音楽に遅れ気味だったが、11月のNHK杯、12月の全日本選手権と、試合を経験する度に完成度が徐々に高まっていった。四大陸選手権ではプログラムの完成系を披露することができるだろうか。

全日本選手権で自己最高の4位になった田中刑事も楽しみな選手の1人だ。NHK杯FSでは、昨シーズンからトライしている4サルコウを見事に成功させた。SPタンゴ『ブエノスアイレスの春』で見せる表情にも注目してほしい。今シーズンの田中は、技術面でも表現面でも一味違う。

中国のハン・ヤンは、振付師ローリー・ニコルとのタッグが3シーズン目に入った。今シーズンのSP『Sing Sing Sing』は、昨シーズンのFS『Fly Me to the Moon』で身につけた洒脱な音楽表現に加え、コミカルな要素も感じる楽しいプログラムである。国内ではジンに押され気味だが、この四大陸選手権で中国1番手の座を取り戻したいところだ。

グラント・ホックスタインのFSミュージカル『レ・ミゼラブル』と、ロス・マイナーのFS『クイーンメドレー』。アメリカの25歳のベテラン2人の深みのある表現は見どころの1つだ。カナダのケヴィン・レイノルズには、1月のカナダ選手権でクリーンに決められなかった4回転ジャンプの成功を見せてほしい。

四大陸選手権には、ヨーロッパ選手権や世界選手権のような翌年の出場枠を決めるシステムはない。枠取りのプレッシャーがないため挑戦的な演技が見られるかもしれない。先のヨーロッパ選手権では、SP・FS合わせて5本の4回転ジャンプに挑んだハビエル・フェルナンデスが優勝した。この四大陸選手権では、誰が何本の4回転ジャンプを跳び栄冠を掴み取るのだろう。

四大陸フィギュアスケート選手権男子シングル競技は、SPは2月26日(金)午後5時30分~午後9時30分 ・FSは2月28日(日)午前10時~午後2時30分にかけて、出場全選手の演技がJ SPORTS 4で放送される。

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