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フィギュア スケート コラム 2016年2月9日

【欧州フィギュアスケート選手権2016】女子シングル総括

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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スロバキアのブラチスラバで開催された欧州フィギュアスケート選手権。結果としては下馬評通りロシア勢が表彰台を独占したが、ロシア勢同士の悲喜交々もあり、ベテラン勢の風格漂う演技、頭角を現し始めた若手の活躍もあった。会場は連日盛況、観衆は大いに盛り上がり、暖かくもエキサイティングな大会となった。

1位 エフゲニア・メドヴェーデワ(ロシア)
215.45|SP 72.55 1位|FS 142.90 1位

ロシア勢はシーズンごとに違う選手が輝きを放ち、毎回この選手が最強なのではないかと思わせられてきたが、いよいよ本当に最強の選手はメドヴェーデワかと改めて感じる結果となった。

SP『白夜の調べ』ではダブルアクセルをミスするも、ジャンプをすべて後半に跳び、スピンステップすべてレベル4を揃え、なおかつシニア1年目とは思えない高い演技構成点により着実に得点を積み上げた。

FS『愛が世界を救う』で再びダブルアクセル転倒。本人はこれで金メダルを逃したと思ったようだが、その他の演技内容から一つのミスくらいでは揺るがない点数が出ることは容易に想像が出来た。
スピンステップでレベル4を揃えるのはもはや当たり前。転倒したダブルアクセル以外、すべてのジャッジがほとんどの要素に1以上の加点をつけた。
しかしこの選手の一番の強さはやはり、高い演技構成点だろう。滑りの安定感、曲の世界を十分に魅せ、会場を自分の世界に変えてしまう表現力。出場選手の中で唯一70点を超えた。

2位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
209.99|SP 70.96 2位|FS 139.03 2位

この大会は彼女にとって忘れがたいものになったかもしれない。
SP『ジュ・テーム』は単独ジャンプをこれまでのループからフリップに変え、基礎点を上げてきた。

FS映画『タイタニック』では黒いレースを基調とした新しい衣装で臨んだ。より映画の雰囲気に近い素敵な衣装だ。

そしてSP、FSともほぼノーミスの演技を揃え、演技後は本人も満足そうで、誰もがやはりラジオノワは強いと思った。
しかし、ミスをしたメドヴェーデワに負けてしまった。
演技後の上位3選手が待機するグリーンルームでは、明らかに結果に落胆している様子を見せた。

3位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)
187.05|SP 63.81 3位|FS 123.24 3位

一方、演技に安定感がある方ではなく、出来たり出来なかったりを繰り返し、調子が良いのか悪いのか計りかねるポゴリラヤだが、ロシア選手権では会心の演技で代表の切符をつかんだ。

SP『ヴァイオリンと管弦楽のためのボレロ』ではループがダブルになり、得点が0になってしまったものの、その他の要素はほぼ全てでプラスの加点をもらえる良い出来だった。この時点でまだ調子が良いのか悪いのかわからなかった。

FS『シェヘラザード』では持ち前のダイナミックな転倒が2回あり心配されたが、演技後の表情からは、あまり調子が良くなかった中である程度出来たという感じにも見えた。
冒頭に大きな得点源であるコンビネーションジャンプを2つ綺麗に決めていたこともあり、結果としては表彰台を死守。キス&クライやグリーンルームでは普段あまり見られないような弾けた笑顔を見せた。

なかなかロシアの一番手にはなれないポゴリラヤだが、大きなミスをしても脱落することなく居場所を確保し続けている、最強ロシアチームの影の立役者かもしれない。

明暗分かれたロシア勢だが、3月の世界選手権にて、ついにデビューするメドヴェーデワがやはり強さを見せつけるのか、今回悔しさを露わにしたラジオノワがどのような演技を見せるのか、大変楽しみである。ポゴリラヤは相変わらず未知数である。

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