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フィギュア スケート コラム 2015年9月22日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】羽生結弦選手エピソード4(前編)

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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――基礎点大事だよね

羽生:中国杯の時もアクシデントがあって、パンクしたらダメだから、とりあえず回ろうみたいな。コケてもいいやと。コケてもとりあえず回って、マイナス3されようが、ディダクションつこうが、マイナス3でディダクションが一つついても、マイナス4点くらいですよね。
4回転サルコウを跳べば10.5なので6はもらえるわけです。じゃあそれを跳び続けるしかないなみたいな。

――基礎点大事だね

羽生:大事です。

14年GP中国 6分練習での激突

――聞いていいかわからないけど、ぶつかってしまった時は大丈夫だったの?

羽生:車椅子で帰らないといけなかったくらい、足が動かなかったですし。自分でも不思議なんです。あの時なんで4回転回れたのか。なんで4分半あれだけ滑れたのか不思議でしょうがないんです。

――どこかで基礎点と思ってたんじゃない?

羽生:(笑)。基礎点はしっかり考えてました。絶対回れば点数は取れるから。回るだけ回ろうと思って。アクセル一本くらい決めようと思ってました。

14年GP中国 衝突後の状況

――(切ったのはあご下を指して)ここ?

羽生:こっちが一番(切って)大量出血しました。ここが一番パカーっと開いて出血してました。こっちも(頭側部)出血してたんです。頭の横のところを、相手とぶつかった時にさっくりいったのか何なのかわからないですが。

――血はすごかったけど、こっちはそこまで

羽生:そうです、後ろとかは切ってないんです。(あごは)氷に打ってしまいましたが。それだけですみました。(切った頭は)カッといってしまっただけなんで。

――頭は大丈夫だったと

羽生:脳みそが揺れた感覚はなかったです。揺れたことは過去に何度かあると思うんですが。そういう経験が。

14年GP中国 あの激突の真相

――気をつけてね。じゃあ中国杯でぶつかった時は

羽生:頭は大丈夫でした。とにかくあの時スリーターンしてたので、左足でフォアのスリーターンでした。左足でバックに差し掛かる時に、ちょうど相手選手のまっすぐきた膝が(僕の内側に)ここに入ったんです。
そのまま左足で滑ったので、抜けたんです。だからどうしようもなくて。このまま抜けたから、(右足は)ついてないですし、「あ、どうしよう」って。頭も痛かったし、ああヤバイと思って(お腹から)いきました。
一番最初はお腹に入って、お腹が痛くて痛くて仕方なかった。スケーターはみんな誰しもが経験することなんですが。 前にいっちゃうんです。ちっちゃい頃に絶対あります。しかもトップスピードで。ガンっていって、みぞおちが痛くて息ができない状態。アレの20倍増しくらいの痛さでした。

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