人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

フィギュア スケート コラム 2015年9月15日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】羽生結弦選手エピソード3(前編)

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
  • Line
羽生結弦選手

それがオリンピックまでずっと続いたと思いますし、自分が好きなことをやって、結果を出そうと勝ちたいと思ってることが、皆さんにこれだけ支えられてるっていうのをその時非常に強く思いました。でも一番大事なことだなと思います。誰かの為にやってるっていうのも非常に大事だと思うんですよね。

それが例えば自分が手紙出したからって、僕が直接手紙の分うまくなるわけではないし、結果が出るとかそういうわけでもない、それでもそういう気持ちが僕を通して1つになれるっていうか。震災のことでそれぞれ原発のことで悩んだり、津波のことで悩んだり、それこそ地震で家が壊れてしまって住めなくなった方もたくさんいらっしゃいますし。そういう孤独になった方々も含めて、西日本と東北・東日本というものが自分を通して1つになれる。一番その頃っていうか今もですけど、オリンピックで金メダル穫れた時も、嬉しかったなって一番思えるものだと思います。

――最初に神戸に来てくれて滑ってくれた時に、やっぱりみんな涙流したし、良かったと思う

羽生:賢二先生も非常に辛そうな表情されたのは覚えてますけれども。あの時は“白鳥の湖”をやって、今でも鮮明に覚えてるんですけども、あれが今の僕のスケートをしようと思った原動力ですし。

――あれは素晴らしかったと思う

羽生:多分これから一生あの演技はできないと思いますし、あの時の自分の気持ちだからこそ表現できた、暗い所から飛び立っていくというのを込めた表現だったので、あれは自分の中でも特別ですね。あそこで僕がもし神戸に呼んで頂けてなかったら、多分ほんとにスケートをする時に絶対考えてたと思うんですよ。「自分がほんとにスケートしてていいのかな」って。あの神戸に呼んで頂いたおかげで、本当に思ってますこれは。

――ありがとうございます

羽生:とんでもないです、こちらこそ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!

フィギュア スケートの放送・配信ページへ