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フィギュア スケート コラム 2015年4月10日

ISU世界フィギュアスケート選手権2015 アイスダンス総括コラム

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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ショートダンス(SD)

すっかりベテランとなったキャシー・リード/クリス・リード組の姉弟はどこか落ち着きのある雰囲気を纏っている。ミッドラインステップシークエンスでクリスがシェイキーな滑りになったかと思えば、その直後にキャシーが転倒し、大きく点数を失う結果となった。転倒さえなければイスラエル所属の妹のアリソンと、フリーダンス進出争いをできる位置に立てていただけに悔いが残るだろう。
(48.32 22位)

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組のストレートラインリフトはスムースで、チョックの体のしなりが美しい。このカップルの魅力は30cmもある身長差を感じさせない技術力の高さにある。身長差のあるカップルが増えたとはいえ、男女の脚の長さが違えば当然一歩が滑る距離も変わる。ホールドを組んでも違和感なく、それに合わせられるチョックの技術力の高さは目を見張る。ベイツのディープエッジは現役ダンサーで1、2を争うほどでこの演技でもそれを遺憾なく発揮した。5つのエレメンツ全てでレベル4を獲得する完璧な内容だった。
(74.47 1位)

前半グループに転倒が続くなど、荒れた空気の漂うアイスダンスのショートダンスだが、ディフェンディングチャンピオンであるアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組はいつにも増した表現力の高さを見せてくれた。音楽の鳴り始めから、腕が外れそうなほど体を大きく使った振りを見せてアピール。ミッドラインステップシークエンスでは2人の距離が常に一定で、大きくズレが生じることはなかった。これは長年組んできてお互いを理解できているからこそであろう。出場した女性ダンサーの中では最年長の28歳となったカッペリーニだが、そのチャーミングな魅力を出すことも忘れない演技だった。
(72.39 3位)

きょうだい(姉弟、兄妹)のカップルにとってスパニッシュダンスの表現をすることは難しさがあるだろう。しかし、マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組のカップルはそれを打ち破ってみせた。アレックスの目にかかる前髪が頭を振り上げることによって舞い上がる様に、今まで彼に感じることのなかった色香を感じた。この演技に関して言えば、シブタニ兄妹ではなく、「マイアとアレックスだ!」という素晴らしい滑りをしたのではないだろうか。今シーズン、チームに移籍してきたマッシモ・スカリの指導の影響も大きいと思う。
(69.32 6位)

ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組のプログラムは王者の地位を取りに来た超王道のプログラムである。シークエンシャルツイズルは2つ目が乱れたが、負けてなるものかと3つ目ではしっかりと揃えてきた。ウィーバーのポーズが決まる度に、その視線がジャッジを刺す度に彼女の魅力に落ちて行く。スペインの闘牛場とそこに舞う砂埃、拍手喝采に包まれるマタドール。ローテーショナルリフトからフィニッシュにかけては鮮やかな舞いから、雌牛に止めを刺す様にも見えた。
(72.68 2位)

19歳と20歳の若いカップル、ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組の動きはバラエティに富んでいる。パターンダンスはスピードに乗り、タイミングの取り方が非常に明確である。トランジションではスカートを美しくはためかせ男を誘惑したかと思えば、粘り気のある動きを見せたストレートラインリフトの直後にサッと手を払い、それは男を突き放すようである。3分足らずの演技であるというのに、まるで1本のショートフィルムを観せられたかのような内容の濃い演技であった。レベルの取りこぼしはあったが、演技構成点では全ての項目で1位の評価を獲得し、上々のスタートを切った。
(71.94 4位)

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