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フィギュア スケート コラム 2015年4月10日

ISU世界フィギュアスケート選手権2015 女子シングル総括コラム

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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これまで女子シングルの主役級だった選手たち、浅田真央、カロリーナ・コストナー、キム・ヨナ、鈴木明子、安藤美姫らが引退や休養で不在となった今シーズン。さらには最強ロシアの中心的存在だったユリア・プニツカヤとアデリナ・ソトニコワも出場しない大会となり、全ての選手が誰も過去にメダルを手にしたことがないという、まさに新時代の幕開けとなった。

日本国内では五輪強化支援ランクの格下げや、3枠確保を心配される声があったりと、人々の興味は確実に男子へと移ってしまっていた。

しかし、日本はこれから女子シングル黄金期を迎えると言っていい。その筆頭である宮原知子、本郷理華の今季の活躍は目覚ましいものがある。加えて経験豊富な村上佳菜子(しかしまだ20歳である)という、今季の戦いをチェックしている人からすると頼もしいメンバーだ。

宮原と村上は、これまで幾度と無く回転不足の判定に悩まされてきた。良い演技をしても、回転不足を取られて点数が伸び悩む。しかし、その経験は無駄ではなかった。修正に努めてきて2人の努力は確実にこの大舞台で実を結んだ。

今大会のテクニカルスペシャリストは日本人の天野真氏。回転不足を一際厳しく取るジャッジである。

その名前を見た瞬間に、これは渋い試合になるかもしれないと思った。と同時に宮原、村上の点数の心配もした。しかし蓋を開けてみると、この2人は、高く確実なジャンプを次々と決め、シーズンベストを出して最高のSP(ショートプログラム)を滑りきった。村上がキス&クライで見せた笑顔と涙には、中国の観衆から大きな拍手と声援が送られた。

また、宮原と本郷は今季安定して良い内容の演技を続けてきたことによって、演技構成点も確実に上げていくことが出来、世界のトップクラスと十分に肩を並べる点数を獲得出来るようになった。2人の活躍は日本の他の選手たちに大きな刺激と希望を与えたに違いない。

結果的にはSPで10位までの選手が60点以上を出す過去に例の無いほどハイレベルの戦いとなった。

1位 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
210.36|SP 77.62 1位|FS 132.74 1位

今大会のハイライトはなんといってもエリザベータ・トゥクタミシェワのSP『ボレロ』。
この大舞台で、3アクセルを軽々と決めただけではなく、単独ジャンプは3ルッツ、コンビーネーションは後半に3トゥループ-3トゥループと、当分誰も真似の出来ないような高難度構成のSPを披露し、77.62というSP歴代3位の点数をたたき出した。
ボレロはこれまで多くの選手が起用してきたフィギュアスケート定番中の定番曲であるがトゥクタミシェワのボレロは間違いなく語り継がれるプログラムのひとつとなった。
FS(フリースケーティング)の『Batwannis Beek』ではコンビネーションジャンプの間にオーバーターンが入るなど完璧ではないものの、余裕と貫禄を感じさせる演技を見せた。

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