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フィギュア スケート コラム 2015年4月9日

ISU世界フィギュアスケート選手権2015 男子シングル総括コラム

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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3位 デニス・テン(カザフスタン)
267.72|SP 85.89 3位|FS 181.83 1位

ショートでは曲が途中から始まるというアクシデントに見舞われ、仕切りなおしのスタートに。観客が再度拍手を送る間もなく落ち着かないうちに始まってしまった印象でした。最初の4トゥループを転倒しましたが、最後は圧巻のステップシークエンスでプログラムを引き締め3位につけます。

フリーではジャンプにやや着氷の乱れがありましたが、それらを忘れてしまうほど作品としての完成度が高いパフォーマンスを見せました。優勝には一歩及ばず総合3位となりましたが、フリーの得点は出場選手中1位。ミュージカルでもオペラでもないのに、物語が感じられるプログラム。デニス・テンならではのこのプログラムは語り継がれる名作となるでしょう。

世界選手権では翌年の各国の出場枠の行方もファンの注目を集めます。日本男子が2007年以来の2枠となったことも話題となりましたが、今大会で3枠を獲得できたのはスペイン・アメリカの2国のみでした。スペインはただひとり出場したフェルナンデスの優勝により3枠。アメリカ勢は出場3選手の成績が4位ジェイソン・ブラウン、8位アダム・リッポン、11位ジョシュア・ファリス。上位2名の順位ポイント合計13以下という条件を満たし、3枠を獲得しました。初出場のブラウンは今大会では4回転ジャンプへのチャレンジを封印し、完成度の高い演技をすることでアメリカの3枠獲得に大きく貢献しました。もう一人の立役者リッポンは、4回転ルッツの成否にも大きな注目が集まりました。まずショートで4ルッツに挑み着氷し、演技後は両手を上げてガッツポーズ。しかしダウングレード判定で認定はされませんでした。めげずにフリーでも挑み決まらなかったものの、美しくおおらかな演技でショート11位から総合8位に順位を上げました。

表彰台に乗ってもおかしくない実力者でも、ひとつのミスで大きく順位を下げてしまう。世界選手権がいかに難しい試合であるかを痛感させられる場面が今大会でも多く見られました。
欧州選手権銅メダリスト、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフはショートで4位という好位置につけたものの、フリーでジャンプのミスが響いて総合13位に。同じくロシア代表でユーロ銀メダリストのマキシム・コフトゥンはショートで4サルコウー3トゥループ以外のジャンプがノーカウントと見なされ得点が伸びず16位。しかしフリーで巻き返し総合7位まで順位を上げました。地元中国勢では、ハン・ヤンがショートでかなり気合の入った演技で5位につけますが、フリーではジャンプを3つ転倒してしまい順位を落とし10位。また昨年の四大陸選手権銅メダリストのナン・ソンがフリーに進めないという波乱もありました。
日本勢では、小塚崇彦がショート19位、無良崇人は23位と出遅れます。フリーで小塚は最初の4トゥループを転倒するも他のジャンプは最小限のミスにとどめ、イーグルを随所にちりばめたプログラムを美しいスケーティングで滑り切りました。無良は序盤の高難度ジャンプを次々と決めて幸先よいスタートを切りますが、続く3アクセルが1回転に。ショートの悪夢がよぎりましたが、後半の3アクセル-2トゥループを決めて意地を見せました。総合順位は小塚12位、無良16位。それぞれショートから7つ順位を上げています。

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