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フィギュア スケート コラム 2015年3月24日

【ISU世界フィギュアスケート選手権 2015 】 ペア 見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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試合の行方

年明けのチャンピオンシップ2戦を見ると、カナダのデュハメル/ラドフォード組が一歩リードしているように見えます。グランプリファイナル以降、常時SP40点台、FS70点台をキープする技術点の高さは群を抜いており、さらに演技構成点もトップレベル。1つ2つのミスではひっくり返らなさそうな差を生み出しています。

しかし、今回の開催地は、競技のレベルを牽引し続けてきたペア大国・中国です。慣れた環境、地元の応援がかつてない力を選手に与える場面は多く見てきました。「加油!」で燃えるか?粒ぞろいの中国勢は三者三様に強みがあります。
「地元開催の世界選手権で最後の演技を」と四大陸選手権から復帰したパン/トン組は、この2人にしかつくり出せない叙情性豊かな演技で高い演技構成点評価を受けるでしょう。
若いスイ/ハン組は毎年吸収が早く、技術面も表現面も着実に積み上げてきているので、あとは取りこぼしを防ぎたいところ。
中国勢で最も未知数なのがペン/ジャン組です。今季ここまでクリーンに決められていないソロジャンプと弱点がはっきりしており、それを克服できた時には大きく点が伸びそうです。

欧州選手権組では、優勝のカワグチ/スミルノフ組(ロシア)はさすがベテランというべきか、プログラムの完成度がずば抜けています。演技力の卓越したベテラン組がFS最終グループに増えると、試合の流れが変わることも。
また、同じロシア勢のタラソワ/モロゾフ組は非常に見栄えのするエレメンツを揃えているので、クリーンに滑ると上位に食い込んできそうな予感です。

隅から隅まで楽しむために

1年の総決算である世界選手権。すべてのスケーターがこの試合を目標にプログラムを仕上げ、見違えるように素晴らしい演技やコンビネーションが見られます。誰が勝つのかも興味深いですが、それだけにしかフォーカスしないのはもったいない、そう「J SPORTSは全組放送です」(四大陸選手権に続き2度目)。 プログラムの好みはそれぞれございますので、今回は瞬間、エレメンツや一部の振付で印象的だったものをご紹介します。選考基準はシンプルに「見て楽しい」。加点や評価は気にせず独断でセレクトしました(四大陸選手権・欧州選手権時点の内容です)。

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