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フィギュア スケート コラム 2015年3月4日

【ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2015】見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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男子シングル

優勝候補の筆頭に上がっているのは日本代表。ジュニアグランプリファイナルのチャンピオンである宇野昌磨です。そのスケーティング技術はジュニア選手の中では突出しており、シニアのチャンピオンシップデビューとなった四大陸選手権でもトップレベルの選手に匹敵する演技構成点の評価を受けました。
ロシアからもシニア戦線で活躍した選手が戻ってきます。昨年銀メダリストのアディアン・ピトケーフは、大きく質の高いジャンプを武器に、ロシア選手権で3位表彰台に登りデビューシーズンで欧州選手権へ出場。今季習得に挑んでいる4回転トゥループを決めることはできるでしょうか。
中国の金博洋(ボーヤン・ジン)は、4回転を2種類こなすジャンプの天才。フリーには4回転ジャンプ3本を組み込み、基礎点だけで90点近いプログラムを組みます。
15歳にして卓越したフットワークと身体表現の力を持つアメリカのネイサン・チェンは、全米選手権ではシニアに挑戦するなどレベルアップにかけたシーズンを送りました。予定構成ではフリーで2種類の4回転が3回入っていますが、急激な成長のため痛みを抱えている左足踵の状態もあり、実際の演技まで目が離せません。
スケーティングの速さと各エレメンツの質の高さで言えば、日本の山本草太もトップレベルです。
美しいトリプルアクセルとダイナミックな踊りで魅了するロシアのアレクサンドル・ペトロフもおり、表彰台争いは混戦となりそうです。

今大会非常に楽しみなのが、若くして表現や踊りの巧者のスケーターが揃ったことです。
まずは日本の佐藤洸彬。オリエンタルな音色で踊りに踊るSPも楽しいですが、FS『壬生義士伝』はガラッと違う表情で演じます。
生き生きとした表情と身のこなしが魅力的なラトビアのデニス・ヴァシリエフスは、個性的なスピンにも注目。
若くしてワルツを踊れる舞踊力が光る中国の張鶴(フー・ジャン)は、4回転ジャンプが決まれば上位進出も。
長い手脚を優雅に操るカナダのロマン・サドフスキーは、ミスなくプログラムをまとめる力がグンと上がった印象です。

また、近年、国際スケート連盟(ISU)によりジュニアグランプリシリーズがYouTubeで公式配信されるようになり、各国際大会のWeb中継も増えたことでジュニア選手の演技を見られる機会が格段に増えました。せっかくの機会ですので、その中でキラリと光って見えた原石たちを紹介したいと思います。良い成績を収め、皆様のお目に止まりますよう。
・四大陸選手権に現れた南米の彗星。アルゼンチンのデニス・マルガリク
・なんとも品のある、洗練された表現が魅力的。フランスのシモン・オコ
・ダイナミックな4回転を提げ欧州選手権で大活躍!イスラエルのダニエル・サモヒン
・驚異的な膝のクッションで美しい着氷。韓国のキム・ジンソ
・身長が伸びパワフルな男らしさが加わりました。ロシアのアレクサンドル・サマリン
・するする伸びる心地よいスケーティング。アメリカのアンドリュー・トルガシェフ

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