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フィギュア スケート コラム 2015年2月12日

【2015年四大陸フィギュアスケート選手権】見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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男子シングル

 

ディフェンディングチャンピオンは日本の選手、無良崇人です。今季も、この大会のエントリー選手ではSB(シーズンベスト)1位。武器である大きい四回転トゥループとトリプルアクセルのほか、年々滑らかさを増すスケーティングと演技でタイトルを守れるか。
同い年のNHK杯覇者・村上大介選手は、こちらは四回転サルコウが武器。2人とも年末の全日本選手権では悔しい思いをしましたが、年男の今年に飛躍をかけます。

その全日本で2位と大活躍し、シニアのチャンピオンシップに初挑戦するのが宇野昌磨です。流れがあるジャンプ、高速のスピン、複雑なステップと、すべて最高のレベル・高い加点を得られるエレメンツを揃え、スケーティングや表現面も既に卓越したものを見せます。シニアの中でどれだけの評価を得られるか注目です。

日本勢と優勝争いのライバルとなるのはまず、ソチ五輪銅メダリスト、カザフスタンのデニス・テンです。SP(ショートプログラム)は歌謡曲の情感をたっぷりと表現、FS(フリースケーティング)は自身の生地シルクロードをテーマにオリエンタルな音色で舞い踊るという、21歳の若さで幅も深みも凄まじいプログラムを2本揃えます。シーズン後半、ジャンプを中心にエレメンツも仕上げてくる頃でしょう。

さらに、新全米王者ジェイソン・ブラウンが、この試合からSPで四回転に挑戦するという情報が入ってきました。元々が密度・完成度の高いプログラムに定評のある彼が高難度ジャンプをどう料理するのか、大きな見どころです。
回転不足ながら四回転ルッツを片脚着氷というアダム・リッポンも好調、シーズン前半の怪我から調子を上げつつあるジョシュア・ファリスも気になる選手。
四回転サルコウを習得しめきめき力をつける新カナダ王者ナム・ニューエンもカナダ選手権の完成度を見せれば十分に表彰台のチャンスがあります。

また、ディープエッジの滑らかなスケーティングと随一のジャンプ飛距離を持つ中国の閻涵(エンカン/Han YANハンヤン)。時差調整などコンディション面ではアジア拠点の選手が有利であり、カップオブチャイナでの怪我からの復調に期待がかかります。

ただ、勝ち負けだけにフォーカスするのはもったいない、四大陸選手権ではアジア・南北アメリカ・オセアニア(今回アフリカの出場選手がいないのは残念ですが)、さまざまな国と地域へのフィギュアスケートの広がりを感じていただきたいと思います。J SPORTSの「全選手放送」でぜひお楽しみください。

四大陸選手権の見どころとして個人的に真っ先に名前が浮かぶスケーターが、ウズベキスタンのミーシャ・ジーです。今季は個性的なスタイルを一時封印し、競技性にフォーカスしたプログラムでパーソナルベストを大幅更新(SBでは出場者中5位)。しかしエモーショナルな演技は健在で、記録も記憶も両取りできるでしょうか。
同じく個性的な演技で日本のファンの心をがっちり掴むカザフスタンのアブザル・ラキムガリエフも出場します。
地元韓国の若き2トップ、イ・ジュンヒョンとキム・ジンソのライバル対決の行方はどうなるか。
デニス・マルガリックはアルゼンチンから初の四大陸選手権参加です。昨年9月のジュニアグランプリシリーズ愛知大会で会心の演技を見せ、一家で大喜びの姿が印象的でした。世界選手権のミニマムスコア獲得なるでしょうか。

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