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フィギュア スケート コラム 2015年1月21日

【2015年全米フィギュアスケート選手権】見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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男子シングル

毎年白熱した戦いが見られる全米選手権男子シングル。ソチ五輪後の今シーズンはその混戦模様が落ち着くどころか、さらに加熱しそうな様相を呈しています。

フィギュア大国・アメリカの優勝候補としてまず挙げられるのは、シニアデビューシーズンであった昨年、フリー1位となる見事な演技で見る者を魅了し、総合2位となり自身初の全米選手権の表彰台に上がったジェイソン・ブラウンです。複数回あるいは2種類の四回転ジャンプを組み込んだ高難易度構成が主流になりつつある中、四回転を入れずに豊富な繋ぎや柔軟性、プログラムの完成度でGOEとPCSで勝負し、ソチ五輪の団体戦銅メダルを獲得。今シーズンはグランプリファイナルへの出場へあと一歩まで迫り、その勢いを感じさせます。四回転の導入は全米選手権以降となるようですが、練習では順調な様子。表情豊かなキス&クライも楽しみです。

昨年の全米覇者、ジェレミー・アボットも黙っていないでしょう。昨シーズン限りで引退を表明していたディフェンディングチャンピオンでしたが、ソチ五輪個人戦のフリー、そして世界選手権のフリーと続けてパーソナルベストを更新する会心の演技を見せ、その後も現役を続行。今シーズン解禁となったボーカルを生かしたショートプログラム、そして独自の表現を追求したフリープログラムでは、スケーティング巧者のベテランならではの滑りで魅せてくれるでしょう。

さらに四回転サルコウを得意とし、今シーズン、スケートカナダで表彰台に乗った一昨年の覇者マックス・アーロン、伸びやかな滑りで中国杯3位となったリチャード・ドーンブッシュ、足首の怪我からカムバックしたスティーブン・キャリエール、2年連続全米ピューターメダルのジョシュア・ファリス、実力者のアダム・リッポンやロス・マイナー、ダグラス・ラザーノ、昨年のジュニアチャンピオンのネイサン・チェンなど、アメリカの層の厚さを伺わせる面々によって、4年ぶりに3枠となった世界選手権の出場権をかけた熾烈な争いが繰り広げられます。

女子シングル

優勝候補の筆頭は、昨年初優勝を飾ったグレイシー・ゴールドでしょう。昨シーズン途中で名伯楽フランク・キャロルとタッグを組み、全米女王として挑んだソチ五輪では団体戦の銅メダルに貢献、個人戦でも4位入賞し、世界選手権でも表彰台争いを繰り広げました。今シーズンも勢いそのままに、スケートアメリカ3位、NHK杯ではグランプリシリーズ初優勝を果たし、一歩リードしているかと思われましたが、右足の疲労骨折により、初の進出となったグランプリファイナルの欠場を発表。回復具合と調整が間に合うかどうかが、自身が目標とする全米選手権連覇の鍵となりそうです。

もう一人忘れてはならないのが、2012・2013年の全米女王アシュリー・ワグナーです。ここ数年アメリカ女子を牽引してきましたが、昨シーズンは3連覇を期待された昨年の全米選手権で相次ぐミス。まさかの4位に終わり、五輪出場が危ぶまれた厳しいシーズンでした。その苦難を乗り越えた今シーズン、グランプリシリーズでは2戦とも表彰台に乗り、3年連続でグランプリファイナルへと進出。フリープログラムでは持ち前の表現力と伸びのある滑りでパーソナルベストに迫る得点をマークし、最下位から3位へと巻き返しました。意欲的に取り組んでいる難度の高いトリプルフリップ+トリプルトゥループがショートプログラムからクリーンに決まるかどうかが試合の行方を左右しそうです。

シニアクラスに初参戦の全米選手権で準優勝し、シニア初めての国際大会がソチ五輪というまさにシンデレラガールとなったポリーナ・エドモンズ。今シーズンはショートプログラムで苦しんでいる印象を受けますが、ショートプログラムをクリーンに滑ることができれば、フリープログラムではルッツジャンプとフリップジャンプを2本ずつ入れた高い基礎点が見込まれる構成となっていますので、2年連続の表彰台も決して夢ではないかもしれません。

昨年銅メダルとなりながらソチ五輪への切符を逃した長洲未来も今年はさらに上の順位を目指しているでしょう。今シーズンは回転不足を取られることが多いですが、勝負強さを発揮できるかどうかにかかっています。

そのほかにも5年連続カルメンの音楽で滑るサマンサ・セサリオ、高さと幅のあるジャンプを跳ぶコートニー・ヒックス、学業とスケートの両立に挑んでいるクリスティーナ・ガオ、ジュニアグランプリシリーズで表彰台に乗る成績を残しているカレン・チェンやリア・カイザーなど、男子同様個性豊かな選手達が上位進出を狙っています。

テキスト:下川カスミ

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