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フィギュア スケート コラム 2014年12月25日

【2014年ロシア選手権】見どころ

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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カップル競技編

ソチ五輪シーズンの勢いのままに激しい競争を続ける男女シングルと異なり、ペア・アイスダンスでは自国五輪の終了が一つのピリオドとなりました。「創造と破壊」——その単語が頭をよぎる、多数の組の解散・新結成。その中には、五輪や欧州選手権のメダルを獲得した組、世界選手権代表の常連の組も含みます。選手の新たな魅力を引き出す組、新結成とは思えないほどに息が合う組、1戦ごとに成長が見られる組など、さまざまなカップル模様も興味深いロシア選手権となりそうです。

そしてカップル競技の場合、選手移籍による1年(連盟のリリースがない場合は2年)の出場禁止期間が付きまといます。私たちが日本で試合の放送を見る機会は、ロシア選手権が初めてで、今季はここでしか見られないという組も登場してきます。

ペア

昨年覇者で五輪金メダリストのタチアナ・ヴォロソジャル/マキシム・トランコフ組は、トランコフの怪我により出場を回避。優勝争いは、五輪銀メダリストで、グランプリファイナルでも銀メダルを獲得したクセニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ組が最有力です。続いて、最ベテランペアであるカワグチ・ユウコ/アレクサンドル・スミルノフ組と、シニアデビューシーズンの新鋭・エフゲーニャ・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ組の争いです。技術の高い完成度とエネルギッシュな演技を見せるタラソワ/モロゾフ組の勢いが勝つか、代表作になりそうな芸術性の高いフリー「マンフレッド交響曲」など、カワグチ/スミルノフ組の熟成が勝るか。

新結成組で注目されるのは、まずはナタリア・サビヤコ/ユーリー・ラリオノフ組です。ラリオノフ選手は昨季欧州選手権銅メダリストの実力者。エストニアから移籍のサビヤコ選手と結成したため、今季は国際大会には出られずこのロシア選手権が最も大きな舞台となります。

そのラリオノフ選手の元パートナー、ヴェーラ・バザロワ選手は、2012年世界ジュニア選手権メダリストであるアンドレイ・デプタット選手とペアを結成。出てきただけで息を飲むような美しさが最大の武器で、グランプリシリーズにも2戦出場し、だんだんと息が合うところが見られてきました。
デプタット選手の元パートナーのヴァシリーサ・ダワンコワ選手は、189cmの長身のアレクサンドル・エンベルト選手と新結成。演技の見栄えする大型カップルです。

それら新結成組の中でも最も飛躍したペアといえば、ロステレコム杯で3位、さらに国際大会を2勝したクリスティーナ・アスタコワ/アレクセイ・ロゴノフ組でしょう。この勢いのまま、どこまで上位進出できるか。

アイスダンス

ロシア選手権四連覇中だったエカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロヴィヨフ組が、ソロヴィヨフ選手が膝の負傷からの回復が間に合わずスキップと、王者不在となったロシア選手権。話題の中心となっているのは、ソチ五輪銅メダリストカップルと世界選手権入賞の期待の若手カップルがシャッフル結成した、エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン組と、ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ組の対決です。

実績では、新結成シーズンながらグランプリファイナルへ進出を果たしたイリニフ/ジガンシン組が一歩リード。スピーディーでスケールの大きなスケーティング、パッショネイトな演技と、お互いの個性がぴったりと合い、結成から数カ月とは思えない息の合いぶりを見せています。シニツィナ/カツァラポフ組は、その息の合わせ方にまだ苦労している印象ですが、当代一とも目されるカツァラポフのスケーティング、そして五輪金銀メダリストのコーチであるマリナ・ズエワが惚れぬくシニツィナの美しさ。大物感に溢れたこの組がいつ覚醒するのかは、平昌五輪までのアイスダンス界を左右するでしょう。

新結成組に話題が集中しがちですが、表彰台の中心を争うあと2組にも注目。まずは、クセニア・モンコ/キリル・ハリャービン組です。情熱的という言葉で言い尽くせないほど“熱い”演技のできるこの組は、今季の課題であるパソ・ドブレ(を含むスパニッシュ・ダンス・リズム)は得意中の得意分野。NHK杯で素晴らしいパフォーマンスを見せ2位と、大きな前進を遂げています。もうひと組はアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組。長身の男女で華やかさと滑りのスピード感に優れ、スケートアメリカで3位となりました。技術点の獲得にやや苦労している印象ですが、「ハマれば大きい」飛躍を見せそうなカップルです。

そのほかに注目したいカップルが、ティファニー・ザホルスキー/ジョナサン・ゲレイロ組です。フランスから移籍してきた、明るいレッドヘアが目を引くザホースキー選手と、2011年世界ジュニア銀メダリストの長身美男子ゲレイロ選手、見た目だけでなく滑りの相性もかなり良いようで、国内大会で高得点をマーク。今後に注目したいカップルです。

テキスト:Pigeon Post ピジョンポスト 記者チーム

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Pigeon Post ピジョンポスト

フィギュアスケーターの"声" "今"を届ける記者チーム(Pigeon Post HP)。
日本チームを中心に、世界のフィギュアスケートを特集する日本語英語のバイリンガルサイトで、インタビュー・リポートを掲載。Twitterをポータルとして、新しい記事の紹介やニュース、イベントのリポートまで、ワンストップで伝える。FacebookもTwitterと連携させている。

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