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フィギュア スケート コラム 2014年1月13日

フィギュアスケート カナダ選手権レポート 男子 パトリック・チャン選手 FS(188.30 1位、総合 277.42 1位)インタビュー

フィギュアスケートレポート by Pigeon Post ピジョンポスト
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―今日の演技を終えて

昨年も今年も、安定感がなかったですかね…でも、実際今日のフリーも、4Tが2Tになった位のミスですから、それ以外は自分としては良かったと思いますけど。ショートが終わってから、「どうすればうまく行くか」、これまで「どうしたからうまく行ったか」、それを考えることが今日の目標になって、昨日お話ししましたように「ひとつひとつ(one thing at a time)」大切に取り組んで、高望みしないように、と。それは出来たと思います。

(7度目のカナダ選手権優勝を果たし)大変うれしく思いますし、カナダ選手権7回優勝というタイトルを持ってオリンピックに臨めるというのはスゴイです!昨日失敗してナショナルの難しさを思い知って、今日踏ん張ったので、7回目の優勝につながったと思います。素晴らしい気分です。

―精神面の成長

精神面ではすごく成長していると思います。多くの試合で結果も残していますし、今シーズンが競技人生で一番安定していると思います。3Aや四回転も一番安定していますし、精神面でいい方向に進んでいる、と。ラクに臨めている、というか。気持ちが暴走することってありますよね。そうならずに、気持ちが波に乗って、他のことは考えない、っていうのが成功につながります。最近はそうなってきています。気持ちの波と、自分の成功のためのキーワード(one thing at a time)、それを持って…でもやっぱりミスはするので、またその都度改めて。それが僕に必要なことです。

―2度目のオリンピックに臨む心境

バンクーバーの時とは、違わないはずもなくて、バンクーバーでは、19歳で若手の内の1人で、今(23歳)はベテランの内に入ってると思うんですけど。年寄りなほうで。全然違う立場で臨むオリンピックも、いいな、って。ソチではもっと積極的に、他の競技の選手に自分から話しかけてみたり、カフェで知らない人達のテーブルについたりして。今回はもっと積極的に過ごして、それが良い演技にもつながるかな、と。それでプレッシャーも追いやれるような。うん、楽しみたいですね。あ、でも…僕のテーブルに、知らない人達のほうから座ってくれたらもっとうれしいです。(笑)

―「オリンピックには魔物がいる」と言われていますね。

オリンピックは、他の試合とは別物、って昨日も話してたんですけど、そのオリンピック独特の熱狂は、メディアが作り出すもので。テレビの広告収入・新聞や雑誌の売り上げ、そのための煽りが、選手をフワフワさせるんだ、って。

なので、自分にとって鍵になるのは、「プレッシャーを自分自身への集中に変えること」。自分自身を追い込む。それによって自分の世界に入れると思います。自分自身と戦う―他の選手との戦いじゃなくて。フィギュアスケートは、個人種目ですから。氷に一歩上がれば、自分しかいない。自分自身との戦いになるんです。他の選手との対決ではなくて。自分との勝負です。

自分の中の魔物と戦って、周りで起きてることや周りの人間が作り出すプレッシャーを意に介さないように。オリンピックには魔物がいます、それは確かに。でもそれは、メディアやその煽りによるものです。

―五輪後のモチベーション

分かりませんけど、昨日、それについてキャシー(コーチ)と話してて、オリンピックの後は違った戦いになるのではないか、と。いや、でも実際はそうもいかないでしょうけど。多分、オリンピック後に肩の荷が降りて、よりフィギュアスケートを楽しめるようになる。でもすぐにまた、戦う気持ちになって、たとえオリンピックで優勝しても、「自分のベストを出したい」、毎試合「てっぺん出そうぜ(go gung ho:中国語由来のアメリカ海兵隊のモットー)」って思うでしょうから。だから分かりませんね。

「(ブライアン・オーサーさんのカナダ選手権8回優勝を超える)9回」を目指すのもいいし!それってスゴイな、って。(笑)あー、でも(アイスダンスのボーン・クラーツ組の)シェイリーン(ボーンさん)が、「カナダ選手権10回優勝」ってテレビで紹介されてて、「そりゃすごい!」って、なんか打ちひしがれて。上には上がいることを忘れないように、そこを目指したいですね。

―同じリンクで練習している選手について

ジェレミー(アボット選手 アメリカ)が(同日開催の全米選手権の)ショートでスゴイ点を出して。毎日彼を見てますし、エラッジ(バルデ選手 4位)とも一緒に3人で練習を頑張ってるんですけど。ジェレミーの良い時もツライ時も知ってますし、こんな風に全米で結果を出して「ジェレミー、スゲェな!」って思って、すごくうれしいです!

(バルデ選手が4位になり、代表選出が厳しくなったことを記者から伝えられ)エラッジ… ツラいです…エラッジが3位になれば、と思って、それもあって、(昨季の世界選手権で)五輪の3枠を取るぞ、って頑張ったんですけど。(優勝して3枠を獲得。)練習の時みたいに、オリンピックでも過ごせたら、って…ツラいです。そんなのツラいです。今、心が折れました…今日は、自分のことより彼のことが気になってて…いや、もちろん自分のやるべきことはやったんですけど…ツラい…「練習は嘘をつかない」のに!…連盟の方が、どうされるんでしょうか… 僕…僕はほんとに… エラッジが代表になれないだろう、っていうので、もうだめです…エラッジは僕の一番の友達で、ほんとに最高の、練習の相方なんです。

翻訳/テキスト:島津愛子 Aiko Shimazu
写真:FUJIKO フジ

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Pigeon Post ピジョンポスト

フィギュアスケーターの"声" "今"を届ける記者チーム(Pigeon Post HP)。
日本チームを中心に、世界のフィギュアスケートを特集する日本語英語のバイリンガルサイトで、インタビュー・リポートを掲載。Twitterをポータルとして、新しい記事の紹介やニュース、イベントのリポートまで、ワンストップで伝える。FacebookもTwitterと連携させている。

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