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フィギュア スケート コラム 2009年4月6日

【フィギュア通信】 08/09 #12 世界選手権

フィギュア通信 by 田村 明子
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男子は、地元米国のエヴァン・ライサチェックがSP2位から逆転し、初の世界タイトルを手に入れた。フリーでは3回転を8回成功させたが、右足を疲労骨折しているライサチェックは4回転には挑まなかった。過去10年で世界チャンピオンが4回転を跳ばなかったのは、昨年のジェフリー・バトルに続いて今季が2度目のことだ。2位はカナダのパトリック・チャン。優勝候補の一人だったブライアン・ジュベールはSPで1位だったが、フリーでは最後の2アクセルで転倒し、3位に終わった。

女子はキム・ヨナが207.71という女子史上最高点を獲得した。SP、フリーともに質の高い演技で、トップを独走して初の世界タイトルを手にした。日本の選手が練習を妨害したという韓国テレビの報道が直前に論議を醸したが、現場では特に混乱も見られず平和なうちに試合は終了。2位はカナダのジョアニー・ロシェット、3位は安藤美姫が安定した演技でSP4位から上がった。浅田真央はルッツの失敗でSP3位だったが、フリーでは2度目の3アクセルで転倒して今回は4位となった。今季は様々な新しいチャレンジを試みた浅田にとって、この経験がきっと五輪に生かされるに違いない。

代替画像

田村 明子

盛岡市出身、ノンフィクションライター。1977年留学のため単身渡米し、現在ニューヨーク在住。長い滞米生活と語学力を生かして多様な方面で執筆活動を行う。フィギュアスケートは1993年からはじめ、これまで15回の世界選手権、3度の冬季五輪を取材。選手のみならず、コーチ、ジャッジ、ISU関係者など幅広い人脈を駆使して多面的な視点から執筆。著書に「氷上の光と影」(新潮社)他。

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