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ラグビー コラム 2022年8月5日

五郎丸歩、クラブスタッフとしてのセカンドキャリアを語る編 ~大畑大介、大西将太郎、五郎丸歩がラグビー界について語る!~

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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いろいろなことに興味を持って学ぶ機会が増えた

大畑:そういった意味でも、五郎の場合は名前もあるし、実績も残しているし、必要とされている人間として入っていくけれど、チームの中でも引退した後にどういった形で携わっていくのかは、すごく難しいとは思う。ブルーレヴズとしては、プロ契約で引退した人間が、そのままチームスタッフに入っていくという事も考えてはいるの?

五郎丸:理想としては現場でやってきて、しっかりと功績を残した人間に関しては 残すべきだという風には思いますが、ただその職がないから、ブルーレヴズの運営としてやるというのは違うと思っています。お互い、プロ意識を持ってやっていくとなれば、選手に能力があれば運営に残ってやっていくのは1つの手かなと思いますけど、全員が全員、辞めたから戻ってくるというのは、それはちょっと違うと思います。

大畑:都合の良い話やからね。そういった意味では、トップリーグができて契約選手が増えてきたのが将太郎の時代ぐらいかな?俺の時代はまだそういう活動が全然なかった時代だし、五郎の頃はチームに入る段階から選択はできるような段階だったということでいうと、五郎が36歳ということは、周りの人間も結構引退し始めてる選手が多いよね?

五郎丸:残り山下(裕史/コベルコ神戸スティーラーズ)、堀江(翔太/埼玉パナソニックワイルドナイツ)、この2人が2トップで頑張ってますね。

大畑:そういった選手は引退した後とか、結構いろいろな仕事就いたりとか、また現役中に色々なこうデュアルキャリアみたいな感じで色々と学んでる選手とかいたの?

五郎丸:我々のチームは元々、そんなにプロ全員来ていいよという感じのスタンスは取っていないです。今だと、3~4人とかそんなレベルでしか、日本人のプロ選手はいないです。いないので、セカンドキャリア云々という問題は、あまりフォーカスされないと言いますか。

大西:社員やったよね。五郎入った時?

五郎丸:いや、僕は入った時はプロです。リーマンショックで社員になって、もう1回プロに戻ったみたいな。

大畑:将太郎は契約だったの?

大西:僕はヤマハに入る時はもうプロで。ワールドに入る時は社員。

大畑:僕は神戸製鋼の時は社員だったので、ラグビーをきっかけとして会社に入る。そういった部分で言うと1つのキャリアだよね。けど、五郎の頃はプレイヤーとして会社に入って、もしくはプレイヤーとしてチームに入っていくことで言うと、ラグビー以外の部分も当然必要になってくる。そこの難しさはみんな考えていたの?契約で入るということを。

五郎丸:いやー、そこまで深く考えてなかったですね。大体、「先生になります」とか「家業継ぎます」とか、みんな言って入ってきますけど、結局社会人やってる間に気持ちが変わったりして。

大西:そのまま、そうなった人、あまり見ないよね?

五郎丸:ほとんどいないですね。今、コロナ禍になって苦しい反面、オンラインが進んできた。それこそ今、大学院に行かせていただいていますけれども、運営として仕事をしながら、大学院へ行ったりすることも可能ですし、それは今のプロ選手たちも一緒かなと思うんです。

プロをしながら大学に行くのは、拘束時間や移動時間も含めて結構ハードルが高い。でも今、オンラインになったので、いろいろなことに興味を持って学ぶ機会が増えたと思います。

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