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ラグビー コラム 2022年7月4日

【ハイライト動画あり】スター競演!リーグ戦選抜×対抗戦選抜は「逆転7回」のシーソーゲームに!第10回関東大学オールスターゲーム2022

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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第10回関東大学ラグビーオールスターゲーム2022

【ハイライト】 リーグ戦選抜 vs. 対抗戦選抜

後半からは途中出場選手が次々にアピールした。

リーグ戦選抜 vs. 対抗戦選抜

リーグ戦選抜では、快足のFB石岡玲英(法政大学)は鋭いタックル、突破でチャンスメイク。対抗戦選抜では17番を背負ったHO佐藤健次(早大)が後半15分にモールを仕留め、リードを9点(35-26)に。その後浅見亮太郎(筑波大学)の好キックもあった。

9点を追いかけるリーグ戦選抜は、強くて速いWTB中川湧眞(東海大)が再三ブレイクし、後半24分には途中出場の竹部力(法政大)のトライをアシスト。

これで2点差に迫ると、さらに3分後の後半27分には日大・ナサニエル・トゥポウの猛タックルから攻守交代。ここからリーグ戦選抜が観客を沸かせる逆転トライ(6度目)を決めた。

リーグ戦選抜 vs 対抗戦選抜

シーソーゲームに決着をつけたこの日7回目の逆転劇は、後半37分だった。

17番佐藤健次(早大)、22番李錦寿(帝京大)の2人掛かりのジャッカルから相手陣へ。モールからペナルティを奪ってアドバンテージ獲得。浅見の逆転トライが生まれ、そのまま4点差(42-38)で、激闘は幕を閉じた。

「相馬監督(朋和/帝京大監督)が『全力で楽しんでやろう』と話をされていました。ミスは多かったものの、笑顔で楽しんでやろうという中で勝つことができ、良かったです」

そう語ったのは勝利した対抗戦選抜の明大・WTB石田主将だ。

その相馬監督は「たくさんの笑顔が溢れていた」と特別な戦いを振り返った。

「旧知の仲間との再会を喜ぶ姿がありました。今日の試合のように、質の高いプレーを繰り返してくれる選手達の姿に、私も感動しました」(対抗戦・相馬監督[帝京大学])

結果としては敗戦だったが、拍手を送らずにはいられない名勝負を展開した、リーグ戦選抜。

「良い部分はたくさんありました。ミスもありましたが、最後まで大きなケガ人もなく試合をやり遂げることができ、良かったと思っています」(リーグ戦選抜・木村監督[東海大学])

リーグ戦選抜のCTB伊藤主将(東海大)のコメントには、特別な日への喜びが滲んでいた。

「このように選抜されて集まり、短い期間で試合に臨む機会が今までコロナ禍でなかなかなかったため、貴重な体験ができました」

試合後はまさにノーサイド。旧知の仲間と健闘を讃え合う光景が広がっていた。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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