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ラグビー コラム 2022年6月30日

京産×天理の決勝を筆頭に好カードがずらり。関西大学春季トーナメント最終節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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ちなみに両校は5月1日にも練習試合を行なっており、この時は天理大が52-35で勝利している。2か月間のステップを経て迎える再戦は、果たしてどのような展開になるのか。秋の覇権争いを占う上でも、さまざまな面で重要な意味を持つ一戦となるだろう。

決勝に先駆けて行われる3・4位決定戦(7月3日12時キックオフ)では、前年度リーグ5位の立命館大と、同2位の近大が対戦する。立命館大は昨冬の花園でインパクトを残した俊英が数多く入学し、FL榎本匡志(大阪桐蔭出身)、WTB御池蓮二(東海大仰星出身)らが春季トーナメントで先発デビューを果たした。京産大との3回戦はセットピースで劣勢を強いられ大敗を喫したが、初戦で同志社大を圧倒しており、勢いに乗った時のアタックは大きな可能性を感じさせる。

一方の近大はPR紙森陽太、CTB福山竜斗ら学生トップクラスの実力者が卒業したこともあってこの春は苦しいゲームが続いたが、天理大との3回戦では持ち味のアグレッシブな仕掛けで3トライを奪い、潜在力を示した。新しいメンバーたちがチーム戦術にフィットしてくれば、今季も楽しみな存在になりそうだ。ともに3回戦はディフェンス面で課題が残っただけに、組織防御をどこまで立て直してくるかが焦点となる。

5・6位決定戦(7月2日14時キックオフ@天理親里)は、昨年の春季トーナメント優勝校である同志社大と、昨季リーグ戦7位の摂南大というカードになった。社会人の強豪サントリーでチームづくりのノウハウを学んできた宮本啓希新監督が就任した同志社大は、5月29日の京都ラグビー祭で京産大に19-52で敗れ、翌週の春季トーナメント初戦も立命館大に14-57と完敗するなど、この春は思うように結果を残せなかった。もっとも6月12日に行われた明治大との定期戦では随所に新スタイルの片鱗を見せ、19-40で敗れたものの確かな手応えをつかんだ。対する摂南大は初戦で朝日大を60-5で退け、2回戦は近大に24-50で屈したものの、3回戦では関西大を38-29で撃破。NO8ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノら突破力自慢の留学生を軸にしたアタックは破壊力があるだけに、この一戦は両チームにとって現在の力が試される重要な機会となる。

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