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ラグビー コラム 2022年6月21日

【ハイライト動画あり】帝京大学、3年ぶりの春季王者。全勝の東海大学から9トライを奪い完勝。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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スクラムの強さが光った帝京大学

6月19日、ラグビー関東大学春季大会が帝京大学百草グラウンドで行われた。グループA優勝がかかった今試合は、帝京大学が59-21で東海大学に勝利を収め、3年ぶり8度目の優勝を飾った。東海大は明治大学と勝敗と勝ち点で並んだが、当該戦勝者の東海大が2位、明大は3位という結果になった。

前半3分、9分に東海大が2連続トライを決められ、0-14と勢いをつけられてしまうも、帝京大はモールから勢いよく押し込み、PR(プロップ)上杉太郎(3年=熊本西)がトライ。SO(スタンドオフ)高本幹也(4年=大阪桐蔭)もゴールを決めて反撃を開始する。

新チームを率いる主将の松山千大

その後、22分にまたも上杉がモールから押し込んでトライを決め、着実に点差を縮めていく。前半29分、主将のCTB(センター)松山千大(4年=大阪桐蔭)が前線へキックを蹴り込み、WTB(ウィング)小村真也(2年=ハミルトンボーイズ)の好アタックによってこぼれた球をFL(フランカー)奥井章仁(3年=大阪桐蔭)がインゴールへ押し込んで逆転。19-14と帝京大が優勢の状態で後半を迎える。

後半も帝京大の勢いは止まらない。5分、カウンターアタックで一気に抜け出して、CTB(センター)二村莞司(4年=京都成章)が中央にトライ。さらに6分後にラインアウトモールから押し込んでHO(フッカー)江良颯(3年=大阪桐蔭)がトライ。15分にもSH(スクラムハーフ)李錦寿(2年=大阪朝鮮)がトライ。

さらに20分にはLO(ロック)山川一瑳(4年=常翔学園)が不意を突いて一気に抜け出して追加点をあげ、点差を離す。32分に江良が好キャリーで2トライ目を決めると、後半40分、東海大も負けじとディフェンスの隙をついて意地のトライを返す。しかし、最後は後半42分、PR(プロップ)高井翔太(4年=常翔学園)がラインアウトモールから抜け出してトライを決めてノーサイド。59-21で帝京大が今試合を制した。

関東大学ラグビー春季大会2022

【ハイライト】 帝京大学 vs. 東海大学

ここまで全勝の東海大から9トライを奪って快勝した帝京大。この勝利で最終成績は4勝1敗の勝ち点20となり、同じく4勝1敗ながら勝ち点18の東海大、明大を上回り、3年ぶり8度目の優勝を果たした。

立ち上がりは東海大のハイプレスに押し込まれ失点を重ねたが、徐々に安定した個々の身体の強さ、チームとしての対応力を見せつけ終わってみれば圧勝。フィジカル面、特にスクラムで優位に立った帝京大はラインアウトからのモールでより力を発揮し、FWの前進力を活かしてトライを量産した。

個々の能力だけでなくチームとしての揺るがない強さにはまさに王者の風格が漂っていた。挑戦者として挑んだ昨季に対し、今季は王者・帝京ラグビーが圧倒的な力で各校の挑戦を退けるだろう。松山主将が率いる新チームは全国大学選手権2連覇に向けて、さらに駒を進める。

文/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

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帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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